Nianticとポケモンは2月23日、iOS/Android向けの位置情報ゲームアプリ「Pokémon GO」に関する周遊マップの作成において、観光振興や地域活性を目指す地方自治体と共同して取り組むことを発表した。周遊マップの作成を希望する自治体に対して、それに関する公認素材やマップテンプレート、利用ガイドラインを無償で提供するという。
今回の発表にともない、京都府と福島県は全国で初めてPokémon GOと連携した周遊マップを公開する。福島県は須賀川市のマップを同日からオンライン上で公開し、県内39市町村で展開予定だ。京都府は宮津市(天橋立)のマップを3月ごろに配布する予定だ。これらの地域の状況に合わせて現実世界と連動したゲーム上の拠点である「ポケストップ」や「ジム」を新たに増設し、より自治体が活用しやすい環境の整備にも取り組むとしている。また、周遊マップを作成した自治体に対してプレイヤーにゴミの持ち帰りを促すためにモンスターボールをモチーフにしたゴミ袋を頒布するという。
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