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IoTセキュリティーなどへの適用に向けて

データを無意味化する「ZENMU」エンジン部分をSDKとして提供

2017年02月23日 15時20分更新

 ゼンムテックは2月22日、オープン・セキュリティー・インフラストラクチャー「ZENMU(ゼンム)」のエンジン部分をSDKとして提供開始すると発表した。

 ZENMUは、AONT方式の秘密分散技術を使用し、情報を意味のない状態に変換、分割(無意味化)。分割片の1つが盗まれても、一部の情報を推測することさえ不可能な状態にできるという。データの保管時や送受信の際にZENMUを利用することで、保管コストやネットワークセキュリティーのコストが大幅に削減可能だとしている。

 ZENMU SDKは、ファイルを秘密分散(暗号化)して複数の分散ファイルに保管する機能や、複数の分散ファイルから秘密分散(復号化)して元のファイルに戻す機能、設定情報を設定ファイル(XML形式)として書き出す機能などを搭載している。

 IoTやFintech分野での情報漏洩対策や重要データの送受信などでの利用が期待されているという。

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