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フランス生まれのWikoのSIMフリースマホ「Tommy」はシンプル&ポップが魅力

2017年02月19日 12時00分更新

 先週、日本上陸が発表されたWiko(ウイコウ)。フランスではシェア2位など、西欧圏ではすでにおなじみのブランドとのこと。その第1弾となる「Tommy」について、発表会での写真を中心に紹介しよう。

フランスで人気というWikoのスマホが日本で登場。第1弾の「Tommy」をチェックする

Wikoの第1弾は税抜1万4800円のエントリーモデル
シンプル&ポップの組み合わせがバランスよし

 まずはスペックから。税抜1万4800円という価格からもわかるようにエントリークラスの性能となっている。ディスプレーはHD解像度(720×1280ドット)の5型液晶、CPUはSnapdragon 210(1.3GHz、クアッドコア)、2GBメモリー、16GBストレージ、8メガカメラ(イン5メガ)、2500mAhバッテリー、Android 6.0など。

西欧ではすでにトップ5に入っているという。西欧圏のほか、アフリカやアジアにも進出しており、日本は34ヵ国目

ヨーロッパではキャリア経由での販売が中心で、Tommyもキャリアからの要望にも応えて開発が進められたとか。狙いは10~20代の若者層。iPhoneユーザーが多い日本の若者に食い込める!?

 価格相応の感はあるが、CPUがやや弱め。発表会で簡単に触った限りは遅さを感じることはなかったが、アプリの更新などで厳しい場面もあるかもしれない。

 ネットワークはLTEの対応バンドが1/3/8/18/19。VoLTE対応とのことだが、どのキャリアで使えるかはハッキリとは言明されなかったのは微妙なところだ(au VoLTE?)。

 デザイン面では、プラスチックのパネルで側面を含めて覆われており、パカッと外すことができる。また、バッテリーの交換も可能だ。カラバリのブリーンはブルー+グリーンの造語のようでマットな手触りと爽やかな色が印象的。フラッシュレッド、トゥルーブラックはシボ風の処理が施されており滑りにくく、実用的な感じがある。比較的安価な端末なので、カバー無しで気軽に使うのが良さそう。なお、カラバリの違いはこのパネルのみのようだ。

ブランドカラーでもあるブリーンのカラバリ。不思議と印象的だ

デザイン上の余計な装飾がほとんどないのも特徴的。SIMスロットも側面ではない

Wikoのロゴは前面と背面の両方にあり。下部にはmicroUSB端子が

背面カバーを外すとスロット類が見える。4G+3GのDSDSには非対応。バッテリーの交換は可能

カラバリは3色。違いは背面カバーだけなので、せっかくだから3色すべてのカバーを付属してくれたらよかったのに……というのはワガママ?

残り2色はシボ風の処理が。ただの赤/黒じゃない鮮やかさがある

ホームUIなどのカスタマイズは少しだけという印象

 高い性能を持っていたり、金属筐体を採用したりしているわけではないのだが、そのシンプルさとポップなカラバリの組み合わせのバランスのよさが好印象につながっている。シンプルなライフスタイルを志向している人にも向いていそうだ。年内にさらに2~3製品を投入予定とのことなので、もう少し高性能なモデルのリリースにも期待したい。

Wiko「Tommy」の主なスペック
ディスプレー 5型液晶
画面解像度 720×1280ドット
サイズ 約71.5×145.9×8.9mm
重量 約145g
CPU Snapdragon 210
1.3GHz(クアッドコア)
メモリー 2GB
ストレージ 16GB
外部ストレージ microSDXC(最大64GB)
OS Android 6.0
対応バンド LTE:1/3/8/18/19
W-CDMA:1/19
4バンドGSM
カメラ画素数 リア:800万画素/イン:500万画素
バッテリー容量 2500mAh
SIM形状 microSIM×2
カラバリ ブリーン、フラッシュレッド、トゥルーブラック(クールグレイ、サンイエロー、ホットピンクは今後予定)

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