ASUSTeK Computerは2月17日、Intel Z270 Chipsetを搭載するExtendedATXサイズのオーバークロッカー向けマザーボード「ROG MAXIMUS IX APEX」を日本市場向けに発売すると発表した。発売日は2月24日で、市場予想価格は4万3000円前後。
通常のZ270マザーボードでは4本あるメモリスロットを2本に減らすことで配線を最適化し、配線間のノイズの影響を最小限に抑えて信号品質を向上させた。これにより、高クロック対応メモリーを使用することでDDR4-4266での動作が可能となった。
3つのカスタムチップを搭載し、CPU電圧の制御やオーバークロック関連の「TPU」、電源回路の制御をはじめとした電力供給関連の「EPU」、CPUのクロックを生成する「PRO Clock」で構成しており、それぞれが連携してCPUの性能を最大限に引き出すという。
電源回路にはROGシリーズ用に特別に設計した「Extreme Engine Digi+」を搭載。電源回路は極冷などにも耐えられるように、部品レベルでほかのシリーズとは異なっており、過酷な環境でも正確な電力供給が可能だ。MOSFETには一般的なMOSFETの半分のサイズで90%の優れた効率を実現した「NexFET Power Block、チョークコイルには低損失で低発熱な「MicroFine Alloy Chokes」、コンデンサには-75度~+125度での動作に対応し、一般的なコンデンサの5倍の寿命を持つ「10K Black Metallic Capacitors」を採用している。
ROG MAXIMUS IX APEX | |
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対応CPU | Intel Core i7/i5/i3、Pentium、Celeronシリーズ |
対応ソケット | LGA1151 |
チップセット | Intel Z270 Chipset |
対応メモリー | DDR4-4266×2(最大32GB) |
画面出力端子 | DisplayPort 1.2×1、HDMI 1.4b×1 |
ストレージ機能 | M.2×2、SATA 6Gb/s×6 |
USB機能 | USB 3.1 Type-C×1、USB 3.1×1、USB 3.0×8、USB 2.0×6 |
ネットワーク機能 | 1000BASE-T×1 |
フォームファクター | ExtendedATX(305×272mm) |
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