ウェアラブルカメラ「GoPro」の成功にインスピレーションをウケ、スノーボードをしているときに思いついたアイディアを実現化! ハードウェアスタートアップ「BONX」が手がける、次世代のトランシーバー「BONX Grip」をお借りできたので、いろいろと体験してみた。
BONX Grip | |||
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プラットホーム | ハードウェア、アプリ | 企業名 | 株式会社BONX |
代表取締役 | 宮坂貴大 | 設立 | 2014年11月 |
取引形態 | BtoC | 定価 | 1万5800円 |
クラウドファンディングで2500%以上をたたき出してスタート
株式会社BONXは2014年11月に創業。CEOの宮坂貴大氏がGoProに影響を受けて、趣味のスノボ中に感じたニーズを事業化したものだ。「BONX Grip」はエクストリームコミュニケーションギアという製品で、片耳に装着して利用する。ユーザーのスマホとBluetoothで接続し、携帯通信もしくはWi-Fiでほかのユーザーと音声でコミュニケーションできるのが特徴だ。スノボを楽しんでいるときなど、ゲレンデでちょっと離れていると声が届きにくくなるが、トランシーバーなら自由に会話できる。話したときだけ通話してくれるハンズフリーモードを搭載しているので、会話の時に操作は不要。アウトドアでの利用を想定した、アイディアプロダクトだ。
2015年12月に、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にてプロダクト「BONX」を出品し、目標金額100万円のところ、2500万円以上を集めて大成功を収めた。現在では、オンラインショップから普通に購入でき、価格は1万5800円(税込・送料込)。友人や家族の分もまとめて購入するなら、2個セットが2万9800円(税込・送料込)、5個セットが7万1100円(税込・送料込)と少し割安になる。カラーはブラック、ホワイト、ピンク、グリーンの4色から選べる。今回、「BONX Grip」を4台お借りできたので、いろいろと体験してみた。
アウトドアスポーツに最適なエクストリームコミュニケーションギア BONX Grip
軽量で格好いい開放型イヤフォンを採用するトランシーバー
「BONX Grip」のサイズは32×44×18mmで、重量は約15gと軽い。リチウムポリマー電池を搭載し、通話時間は約7時間と十分。実際には1日使っても余るだろう。生活防水(IPX5)を備えるうえ、耐衝撃性にも優れており、アウトドアでの利用も安心。
「BONX Grip」には、3サイズのイヤーループと2サイズのイヤーキャップが同梱されているので、耳の大きさに合わせて選ぼう。初期状態では、Mサイズのイヤーループのみが装着されている。
背面カバーをめくると、電源ボタンがある。1秒押すと電源のオンオフが可能。初回起動時はそのままペアリングモードに移行するが、再ペアリングしたいときは6秒間長押しする。また、15秒間長押しすれば、出荷状態にリセットされる。
「BONX Grip」本体には、ふたつのボタンが用意されている。BONXのロゴが入った大きい円のところがメインボタンで、1秒間長押しするとマイクミュートのオンオフができる。着信の受信や切断時も利用する。イヤーキャップの後ろ側にあたる小さい円のところはボリュームボタン。押す度に7段階で音量を調整できる。ここを1秒間長押しするとスタンバイモードになる。
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