ライブビューで世界最速AF搭載!
エントリー向け一眼レフ「EOS X9i」
デジタル一眼レフの「EOS X9i」(ボディーのみの直販価格は9万円前後)は、エントリーの位置づけとなる機種。4月上旬発売予定だ。
撮像素子に2420万画素のCMOSセンサーを搭載。EOS M6と同じくデュアルピクセルCMOS AFの利用が可能で、エントリークラスでは初搭載となる。
ライブビュー撮影時は0.03秒の合焦が可能で、APS-Cセンサー搭載のデジタル一眼の撮像面位相差AFにおいては世界最速とのこと。
AFは45点の測距点が利用可能で、そのすべてがクロスタイプ。これは同社のミドルクラスモデル「EOS 80D」と同等のスペックだ。
また、ライブビュー撮影時や動画撮影時用のAFモードとして「スムーズゾーンAF」を追加。AF時にAF枠が広めに設定され、その中なら合焦ポイントを任意で選べる。
レンズキットは、ダブルズームレンズキット(直販価格13万円前後)と18-135mmレンズ付属キット(同14万円前後)を用意する。
画像処理エンジンにはDIGIC 7を採用し、感度設定は最大ISO 25600、連写速度は最大6コマ/秒の撮影が可能となっている。動画はフルHDで60pまでの撮影が可能で、5軸の電子手ブレ補正も利用可能だ。
撮影モードでは「集合写真」モードが追加された。F8~11の範囲で固定することで、集合写真を撮る際にピントが合いやすくする。
このほか、画面ユーザーインターフェースに「ビジュアルガイド」という新しいモードを搭載。機能選択時にその操作イメージなどが表示される。もちろん、従来からの画面に切り替えも可能だ。
また、無線LANに加えてBluetoothにも対応しており、別売のリモコンで離れた場所からシャッターが切れる。
EOS X9iの操作性を向上させた「EOS 9000D」
同時に発表された「EOS 9000D」(ボディーのみの直販価格は10万円前後)は、エントリー向けながらEOS X9iの上位モデルという位置づけの機種。4月上旬発売予定だ。
機能的にはEOS X9iとほぼ一緒だが、操作系が異なる。本体正面に撮影状態の液晶表示パネルが搭載され、本体背面にサブ電子ダイヤルを装備。また、親指でAFを動作させられる「AF-ON」ボタンを装備する。
レンズキットは、ダブルズームレンズキット(直販価格14万円前後)と18-135mmレンズ付属キット(同15万円前後)を用意する。
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