クアルコムは2月13日(米国時間)、11ax Wi-Fiをサポートするポートフォリオ「IPQ8074」と「QCA6290」を発表した。
802.11axは、ネットワーク容量の拡大と、より安定した接続性の維持を目指した規格。通信が混在する環境でも、従来の「IEEE802.11ac」規格と比較して、最大4倍のネットワーク容量だという。
さらに、8×8 MU-MIMOや、OFDMA、800MHz、ネットワークスケジューリングといった技術をサポートし11acと比べて消費電力は3分2削減可能。
ネットワークインフラ向けのIPQ8074は、80MHzの8ストリームをサポートし、最大4.8Gbpsまでの高速接続を維持するという。
クライアント端末向けのQCA6290は、2.4GHz帯と5GHz帯を組み合わせることで、通信速度は最大1.8Gbpsになるという。また、4K Ultra HDビデオストリーミングやビデオ会議、コンテンツ共有、ファイル転送などの通信も強化されている。
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