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Bluetoothと無線LANモデルをラインアップ

エプソン、オートカッター搭載で紙幅80mmのモバイルレシートプリンター

2017年02月14日 13時24分更新

 エプソンは2月14日、モバイルレシートプリンター「TM-P80」を発表した。Bluetooth/USBモデルの「TMP80B753」と無線LAN/USBモデルの「TMP80W331」をラインアップしている。いずれも価格はオープンで、発売は6月上旬。

 紙幅は80mmなので情報量の多い検針票や作業報告書の発行にも利用可能。オートカッター(中央一点残し)を採用し、スムーズな用紙の切り離しを可能にした。これにより、来店者用と店舗控えを同時に連続して発行するクレジットカード決済レシートの発行に対応する。来店者の目の前でクレジット決済からレシート発行をすることで、来店者のスキミングの心配が軽減できるという。

 NFC(近距離無線通信)タグを内蔵しており、NFCに対応したスマートデバイスをかざすだけで、接続設定と印刷が行なえる。無線LANモデルは2.4GHz帯以外に5GHz帯にも対応し、電波干渉が少ない安定した通信が可能。XML通信により、印刷用アプリケーションを立ち上げずにレシート発行もできる。

 印字密度は203dpi×203dpi、用紙幅は80mm/76mmに選択可能、通信機能はBluetoothモデルがBluetooth 3.0(EDR対応)で、無線LANモデルがIEEE802.11b/g/n(2.4GHz)とa/n(5GHz)。インターフェースはUSB Mini-B、用紙の最大ロール径は51mm、印字速度は最大100mm/秒。印字可能領域は48桁モード時で576ドット(72mm)、42桁モード時で546ドット(68.25mm)。サイズは幅110×奥行き140×高さ82mm(ベルトクリップ部含む) 、重量はBluetoothモデルがおよそ630g、無線LANモデルが640g。

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