NTTコミュニケーションズは2月9日、企業がVRを活用したプロジェクトを一元的にアウトソースできる、VR活用支援ソリューションの提供開始を発表した。
企画から制作、配信、効果検証までをワンストップで実施可能なほか、利用者の視線ログを解析した高度な効果検証もできるという。
また、一般のディスプレーより高い臨場感が得られる湾曲型ディスプレーに出力し、ゴーグルなしで楽しめるコンテンツにすることもできるとしている。
ソリューションには、NTTグループ独自の技術を組み込むことが可能。たとえば、利用者の視界に入る部分だけを高精細化し、画像/映像処理の負荷を抑えて快適にVR体験を楽しめる「パノラマ超エンジン」を活用できるという。
エイチ・アイ・エスは同プラットフォーム利用により、VRによるツアー体験コンテンツをH.I.S.店舗内で展開している。ユーザーが実際に訪問する時間に撮影した空港やホテルの動画など、観光名所だけでなくツアー全体の様子を疑似体験できるもので、顧客満足度の向上やツアーの成約率向上などが期待できるとしている。
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