Vivaldi Technologies(ヴィヴァルディ テクノロジーズ)は2月8日、Windows/Mac/Linux向けウェブブラウザー「Vivaldi(ヴィヴァルディ)」バージョン1.7をリリースした。
Vivaldiは、ブラウザー「Opera」の共同創設者であるJon Stephenson von Tetzchner氏が開発したブラウザーで、大量のタブなどを管理できることが特徴だ。タブやアドレスバーの位置カスタマイズや、マウスやキーボードによるクイックコマンドのカスタマイズが可能だ。
Vivaldi 1.7では「スクリーンショット機能」が追加された。画面の外にあるコンテンツを含むページ全体や、UI部分を含むブラウザー画面の一部分を選択してキャプチャーできる。
ステータスバーのカメラアイコンをクリックすると小さなポップアップウィンドウが開き、キャプチャーする領域やファイル形式を選択してスクリーンショット可能。キャプチャーした画面はクリップボードにコピーしたり、さまざまなプリケーションにペーストできる。
そのほかにVivaldi 1.7では、日本ユーザー向けにキーボードからWindows/Linuxのメニューにアクセスする方法の改善や、ラテン文字を入力してメニュー項目へのアクセスも可能になった。また動画などのコンテンツを再生しているタブを特定してミュートにできる音声コントロール機能が強化され、すべてのタブを一度にミュートできるようになった。
さらにVivaldi 1.7では以下の機能が強化された。
- お気に入りに指定したタブへのすばやいアクセス、通知スピードの向上(遅延読み込み設定可能)
- ネイティブのmacOSの通知機能
- 設定可能なトップレベル ドメイン(.com, .jp, .ru, etc.)の拡張
- アドレスバーの表示オプションの拡張
- パスワードを要求するHTTP ウェブサイトに対する追加警告
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