週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

テレサ役の神田 沙也加さんや島大介役の鈴村 健一さん、ゲストで平野 ノラさんも登場

第1章から出し惜しみゼロ、「宇宙戦艦ヤマト 2202 愛の戦士たち」完成披露上映会

2017年02月08日 09時00分更新

「宇宙戦艦ヤマト 2202 愛の戦士たち」第1章「嚆矢篇」の完成披露上映会が開催

 日本SFアニメの始祖にして不屈の名作「宇宙戦艦ヤマト」が再び始動する。

 2月25日に、新シリーズ「宇宙戦艦ヤマト 2202 愛の戦士たち」第1章「嚆矢篇」(こうしへん)が公開される。宇宙戦艦ヤマト 2202 愛の戦士たちは、全7章からなるアニメ映画作品で、監督は羽原 信義氏、シリーズ構成は福井 晴敏氏、音楽は宮川 彬良氏が担当する。

 モチーフとなるのは、1978年に劇場公開された「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」。壮絶なる物語が、新たな解釈と装いで現代によみがえる。また、エンディング主題歌は、「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」のED主題歌の「ヤマトより愛をこめて」(沢田 研二)を採用している。

第1章から出し惜しみゼロ

 劇場公開に先駆け、2月6日に完成披露上映会が開催。羽原監督、福井氏のほか、島大介役の鈴村 健一さん、テレサ役の神田 沙也加さんが登壇し、舞台挨拶も実施された。

羽原 信義氏、福井 晴敏氏が登壇

 羽原監督は「2199は素晴らしい作品なので、それを引き継ぐというのは大変なことでしたけど、第1章がやっとお届けできるところまではきました」と挨拶。福井氏は「完成しましたと言っていますが、まだ入り口ですから。でも、我々としては最初から出し惜しみゼロで作っていますので、よろしくお願いします」とコメントした。

島大介役の鈴村 健一さんが登壇

 鈴村さんは、島大介役について「2199のとき始まった当初は若い雰囲気の島で、旅をしていくなかでどんどん成長していく物語だったのですが、今回はそれを経てどっしりしている雰囲気も感じ取れますし、なよなよしてられないですし、頼りがいのある人間として演じなくてはいけないということは意識しました」と語った。

テレサ役の神田 沙也加さんも登壇

 神田さんは、テレサ役について「最初は本当に恐縮しましたし、今でも緊張していまうんですけど、やっぱり歴史のある作品ですので、その一部になれるのは本当に光栄なことだと思っています」とコメントした。

これぞヤマトだ!

 また、アフレコ現場で印象的だったことについて、鈴村さんは「第1章は、1話と2話で構成されているんですけど、実は私1話に出ていないんです。その結果、神田さんと共演できると思って楽しみにしてたんですが、すれ違いでした」とコメント。神田さんは「大先輩方ばかりなので緊張していて、できる限り肩幅を狭くすわっていました。小野さんなどと休憩時間に談笑させていただいて、相談したりしていました」と語った。

 第1章について、鈴村さんは「めっちゃ面白かったです。これぞヤマトだ! と思うくらいで、3回観ました。うちの奥さんにもオススメしましたから」とコメント。神田さんは「アフレコ現場で先輩方の迫力ある演技を観ていたのですが、実際に完成した作品を観て、臨場感があって本当に面白くて、何回も観ました。これから観ていただけるのもうれしいです」と述べた。

 舞台挨拶では、ヒロイン森雪をモチーフにしたコスプレ衣装姿の平野 ノラさんも登場。“ヤマトバブル”ネタを披露し、会場を沸かせたが、福井氏に「わりと昔からのファンの方もいらっしゃってますので、言動には気を付けてください」と注意され、さらに会場が沸いていた。

森雪をモチーフにしたコスプレ衣装姿の平野 ノラさんが登壇

ヤマトバブルネタを披露

神田さんはツボに入ったようで終始笑っていた

 最後に、平野さんは「ヤマトと同じ年なんです。なので、これからヤマト転がしてきたって言えるようなVIPな女になりたいと思います」とコメント。神田さんは「大きいスクリーンで楽しんでいただけるのがうらやましいです。最後まで満喫してください」、鈴村さんは「この作品はとても熱くなれる作品だと思います。最後まで噛みしめて観ていただければと思います」と挨拶した。

 羽原監督は「たくさんのスタッフが作っていますけど、線1本1本色1色1色に気持ちを入れて作っていますので、いい作品をお届けできると思っています」、福井市は「我々が精魂込めて作った作品です。まだ第1章なので長い道のりですけど、みなさんと一緒に走っていければいいと思います。よろしくお願いします」と挨拶し、舞台挨拶を締めくくった。

ステージ上にはヤマトも

 宇宙戦艦ヤマト 2202 愛の戦士たち 第1章「嚆矢篇」は、2月25日より新宿ピカデリーほかで公開予定で、初日に新宿ピカデリー、シネマサンシャイン池袋、横浜ブルク 13での舞台挨拶実施も決定。同日より、上映劇場にてBlu-rayの先行販売も実施予定(一般発売は3月24日に開始)だ。詳細は公式ページをチェックしてほしい。

作品概要

作品名:「宇宙戦艦ヤマト 2202 愛の戦士たち」第1章「嚆矢篇」
公開日:2月25日
公開劇場:新宿ピカデリー、シネマサンシャイン池袋、MOVIX 亀有、横浜ブルク 13、MOVIX 柏の葉、MOVIX さいたま、MOVIX 宇都宮、MOVIX 仙台、札幌シネマフロンティア、大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ、MOVIX 京都、ミッドランドスクエアシネマ、MOVIX三好、T・ジョイ博多

スタッフ
製作総指揮:西﨑 彰司
原作:西﨑 義展
監督:羽原 信義
シリーズ構成:福井 晴敏
副監督:小林 誠
キャラクターデザイン:結城 信輝
ゲストキャラクター・プロップデザイン:山岡 信一
メカニカルデザイン:玉盛 順一朗・石津 泰志
美術監督:谷岡 善王
色彩設計:福谷 直樹
撮影監督:堀野 大輔
編集:小野寺 絵美
音楽:宮川 彬良
音響監督:吉田 知弘
音響効果:西村 睦弘
オリジナルサウンドエフェクト:柏原 満
CGディレクター:木村 太一
アニメーション制作:XEBEC
製作:宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会

キャスト
古代進:小野 大輔
森雪:桑島 法子
島大介:鈴村 健一
真田志郎:大塚 芳忠
徳川彦左衛門:麦人
佐渡酒造:千葉 繁
山本玲:田中 理恵
新見薫:久川 綾
南部康雄:赤羽根 健治
相原義一:國分 和人
太田健二郎:千葉 優輝
桐生美影:中村 繪里子
榎本勇:津田 健次郎
山崎奨:土田 大
藤堂平九郎:小島 敏彦
芹沢虎鉄:玄田 哲章
山南修:江原 正士
ローレン・バレル:てらそままさき
クラウス・キーマン:神谷 浩史
サーベラー:甲斐田 裕子
ズォーダー:手塚 秀彰
テレサ:神田 沙也加
沖田十三:菅生 隆之

ストーリー
時に西暦2202年。
あの壮大な片道16万8000光年にも及ぶイスカンダルへの大航海から宇宙戦艦ヤマトが帰還して、既に3年——。
〈コスモリバース・システム〉により、かつての青い姿を取り戻した地球は、
ガミラス帝国とも和平条約を締結。
復興の傍ら、防衛のためと最新鋭戦艦アンドロメダを含む新鋭艦隊の整備が進められていた。
イスカンダルのスターシャの願いも虚しく、地球は軍拡への道を歩み始めていたのだ。
はたしてこれが、かけがえのない数多くの犠牲の果てにヤマトが成し遂げた、本当の平和なのだろうか?
宇宙の平穏を願う女神テレサの祈りが、ヤマトを新たな航海に誘う。
いま、宇宙を席巻するガトランティスの脅威が、地球に迫っていた——。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります