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(目元だけ)ゾンビになれるVRスコープを配布

ゾンビに取り囲まれたり食べられたり! dTVの怖すぎるVR映像を名古屋で体験

2017年02月05日 09時00分更新

 ドコモ契約者だけでなく、dアカウントさえあればどのキャリアや格安SIMを使っていても契約できる動画配信サービス「dTV」。同サービスでは2月4日から19日まで、ドコモスマートフォンラウンジ名古屋にて、dTVで配信中の「ウォーキング・デッド」とコラボしたVR体験会を実施中です。そのオープン初日の様子を、実際に見てきました。

意外とリアルなゾンビの展示
ラウンジ奥ではVRの体験イベントを実施

 ドコモスマートフォンラウンジ名古屋は、名古屋市中区栄にある地下街「サカエチカ」にあるクリスタル広場に位置するドコモの体験スペース。隣にはドコモショップ栄クリスタル広場店があり、ラウンジで最新のサービスや商品に触れたあと、そのまま購入・契約ができる仕組みになっています。

レストランやショップが並ぶ名古屋の地下街・サカエチカのクリスタル広場付近にラウンジはある

 今回、そんな会場を米国の人気ドラマ「ウォーキング・デッド」仕様に変化。正面入口からかなりリアルなゾンビ人形が、クリスタル広場を通る買い物客を招き入れます。

以下、ややグロテスクな写真も含みますのでご注意ください。不快と感じる方の閲覧は推奨しておりません。

正面からいきなりゾンビのお出迎え。左下にdTVオリジナルキャラクターの「メンドーサさん」がいるようですが、ゾンビと血だらけのテントのおかげで気づきませんでした

腐りかけのキズにうつろな目など、かなりリアル

寝ているうちにやられたのか、テントからもゾンビが顔を見せています

盛大に吐血している女性のゾンビも。背景は巨大なスクリーンになっており、ウォーキング・デッドのプロモーション画像が表示されています

今度は女性型ゾンビの手元をアップ。指先が血まみれですが、自らの血なのか、それとも……

近くにはウォーキング・デッドの各シーズンから切り出した画像パネルがあり、少しホッとします

 さらに、端末エリアでは同じくウォーキング・デッド仕様のVRスコープが用意されており、同サービスのスマホVRアプリ「dTV VR」が体験できます。

 現地で体験できるVRコンテンツは、ウォーキング・デッドとドラマ「キス×kiss×キス」のバラエティー4種と、ピコ太郎や浜崎あゆみなどのアーティスト映像を含む音楽5種の計9種類になります。

 ウォーキング・デッドのVRコンテンツは2種類あり、ひとつは自分の周りをゾンビに取り囲まれジリジリと近づいてくる緊張感のあるもの。もうひとつは、被害者目線になり、複数のゾンビにずっと内臓などを喰われ続ける映像になっています。

こちらが体験コーナーにあるVRスコープ。ヘッドホンとセットで置いてあります

サイズにもよりますが、4.6型~5.5型程度のスマホを入れて鑑賞します。安い一眼タイプではなく、二眼タイプ

ちなみに、開いた状態だとゾンビの顔が全体的に印刷されていることがわかります

実際に装着してみたところ。なんというか、装着者が怖い

体験会場で試せるVRコンテンツは全部で9種類。会場では非会員でもdTV会員向けコンテンツを体験できます

 実際に試してみると、前者はどちらに振り返っても多くのゾンビたちがこちらに迫ってくるVRならではの恐怖感、後者はゾンビたちが目前で自分の内臓を食べている絶望感を体験できます。とくに、後者は音が非常に生々しく、体験者の中には驚きの声をあげる人も少なくありませんでした。

ウォーキング・デッドのVRコンテンツのイメージ

時たま体験スペースからは悲鳴が上がります。それはゾンビのせいなのか、それともイケメンにキスされそうなったからなのか

VR体験者にはウォーキング・デッド仕様のスコープを配布
全国のドコモショップでもdTV仕様のものがもらえる

 なお、ドコモユーザーに限らずdTV契約者であれば、対象期間中にドコモスマートフォンラウンジ名古屋ならびに大阪の一部ドコモショップでVRを体験し、アンケートに答えると、体験時に利用したものと同じ新品のウォーキング・デッド仕様VRスコープがもらえます(名古屋は通期で先着5000名分、大阪では1日ごとに先着30名分)。

dTV会員なら体験したものと同じVRスコープが先着でもらえる

 さらに、当日体験した人はもちろん、家に二眼のVRスコープがあり、自分のスマホで「dTV VR」を使える場合、公式SNS(Twitter・Instagram)のキャンペーンに応募可能。対象アカウントをフォローし、指定のハッシュタグをつけて感想をつぶやくと、抽選でウォーキング・デッド出演者のサイン入りTシャツやポップアップブックなどが当たります(応募は3月31日23時59分まで)。

TwitterとInstagramでのキャンペーンも実施中。ウォーキング・デッドの各種グッズが当たります

ドコモスマートフォンラウンジ名古屋では2月11日に中川翔子さんが出演するトークイベントも実施。dTV会員を対象に先着40名に整理券を配布中

 「名古屋にも行けず、二眼のVRスコープが手元にない」という場合でも、dTV契約者であれば2月1日から全国のドコモショップで配布中。全国で60万名分のVRスコープが用意されているとのことなので、dTV契約者の方は一度近くのドコモショップまで足を運んでVRスコープをゲットし、応募してみるのもよさそうです。

dTV会員であれば、全国のドコモショップで二眼タイプのVRスコープがもらえる

VRは定額動画配信サービスを選ぶひとつの指標になるか

 dTVは、振り返れば携帯電話時代には「BeeTV」、スマホ登場初期には「dビデオ」としてエイベックスとドコモが運営してきた老舗的な動画配信サービスで、現在では約498万人もの会員(BeeTVとdTVの合算)がいると言います。

 一方で、動画配信サービス業界全体を見ると「hulu」や「Netflix」、「Amazon プライム・ビデオ」など、競合サービスは多数登場し、配信コンテンツの種類や対応デバイス、付随サービスなどでしのぎをけずっています。

 今回の施策は、現在エイベックスが提携しているFOXのコンテンツで国内外でも人気が高い「ウォーキング・デッド」と、日本においてはどの配信サービスもまだ本格展開しきれていない「VR」を組み合わせた、同社の長所を最大限に生かしたものとなっています。

 前述のとおり、種類も増え、多くの人が利用するようになってきた定額動画配信サービス。どのサービスでも見てみたいコンテンツが十分にある場合、今回のdTVの施策のような、新しい取り組みをしているところや、会員限定の特典を用意しているところにする、というのも、今後のひとつの選び方かもしれません。

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