凸版印刷は2月1日、体験型デジタルサイネージシステム「PaintCamera(ペイントカメラ)」の販売を開始した。
PaintCameraは、関節の動きを認識する骨格追跡技術とAR(拡張現実)技術を組み合わせた体験型デジタルサイネージシステム。具体的にはカメラによって映し出された自身の姿を見ながら体や手などを動かすと、その動きと連動して画面上でペイント体験ができる。最大6人が同時に体を動かしても動きの認識が可能だ。
絵柄は絵の具が飛び散る模様や水彩画風、幾何学的な模様などに設定できる。企業のブランドカラーやロゴに合わせたカスタマイズにも対応する。撮影した写真はその場で販売促進ツールとしてプリントアウトできるほか、SNSへのアップロードも可能だ。
凸版印刷は商業施設や公共施設、企業のショールームやミュージアムなどで、利用者自身が参加できる体験型販売促進ツールとしての導入を見込んでいる。同サービスは2月1日から、コカ・コーラウエストが運営するショールームの体験型販売促進ツールに採用している。
システム利用料金は標準タイプの場合で月額およそ100万円から。基本料金にはPCと42型デジタルサイネージのレンタル料、設置費用、ライセンス使用料を含んでいる。
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