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最高時速60キロの世界を体験

VRで車椅子マラソンやレースを楽しめる車椅子形VRレーサー登場

2017年02月01日 12時44分更新

 ワン・トゥー・テン・ホールディングスは、障害者スポーツの一つである車椅子マラソンやレースを楽しく体験できる車椅子型VRレーサー「CYBERWHEEL」を開発した。

CYBERWHEEL

 障害者スポーツについて、インストラクターが足らず、体験会を実施できる回数も少ないために、一般の人が体験する場がなかなかなく、そもそも興味を持ちづらいという課題がある。障害者スポーツとは、大変エキサイティングで激しいスポーツだという。

 それをエンターテイメントというかたちで伝え、体験会などを日本中で容易に実施したいという思いからこの商品が開発された。

 車体にのってVRヘッドマウントディスプレーを装着し、車輪に着いたハンドリムを手で回すことで、VR内で走行することができる。実際のロードレース用車椅子「SPEED KING」を車椅子メーカーのミキより提供してもらい、設計の参考にしている。

VRで走行する時のイメージ

 平均時速35キロ、最高時速60キロの世界を体験することが可能だ。

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