米Dropboxは1月30日(現地時間)、チーム作業をより効率よくする新機能「スマートシンク」や、企業のニーズに合わせた新しいビジネスプランを発表した。
スマートシンクは、Dropboxアカウントにあるすべてのコンテンツに、自分のデスクトップのファイルシステムから直接アクセスできる機能。ローカルディスクの容量は、ファイルを使用するまでほとんど消費されないという。Windows・Macどちらでも使用でき、Windows 7やMac OS X 10.9にも対応している。
そして、Dropbox Businessアカウントのすべてのファイルとフォルダで使用可能。Dropboxチームフォルダとともに使うことで、Dropboxは一元管理ができる安全なハブとなり、チームはすべてのファイルを使って共同作業に取り組めるようになるという。
また、Dropbox Paperがベータ版としてのテストを終了。21ヵ国語で利用できるようになったほか、検索機能の強化や、Googleカレンダーと統合されたミーティングメモが実装された。数ヵ月後には、iOS/Android用アプリのアップデート版が提供される予定だという。
ビジネスプランでは、新たにStandard、Advanced、Enterpriseの3つを提供する。
Standardは、高度なストレージ、共有、共同作業ツールが必要なチーム向け。最小5ユーザーで、1ユーザーあたり月額1250円。
Advancedは、高度な管理、監査、統合機能が必要なチームと企業向け。最小5ユーザーで、1ユーザーあたり月額2000円。
Enterpriseは、拡張可能なカスタム ソリューションと個別サポートが必要な大企業向け。価格はオープン。
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