税抜2万9800円の価格ながら、非常に強力な性能で話題になっているFREETEL「RAIJIN(雷神)」。FREETELのオンラインショップではすでに一次出荷分は完売という人気の1台だが、発売前に実機を入手できたので、UIも含めて簡単にチェックした。
4GB RAMに64GBストレージ、DSDS対応にAndroid 7.0も
シンプルなシルバーの外観が好印象
まずはあらためてスペックから。ディスプレーはフルHD解像度(1080×1920ドット)の5.5型液晶、CPUはオクタコアのMediaTek製「MT6750T」(1.5GHz+1GHz)、4GBメモリー、64GBストレージ、16メガカメラ(イン8メガ)、5000mAhバッテリー、タッチ式指紋センサーなど。メモリーとストレージがこの価格帯としては大容量。また大型バッテリーで待受時間は約24日間をうたう。OSが最初からAndroid 7.0なのもうれしい。
ネットワーク面でも、以前のFREETEL端末から強化されており、たとえばLTEの対応バンドは1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/28B。ドコモ系SIMはもちろん、米国や欧州、アジア圏など、世界のかなり広い範囲でLTEでの接続が可能になった。また、4G+3GのデュアルSIMデュアルスタンバイ、2波のキャリアアグリゲーションにも対応している。
今回の試用機はシルバーのカラバリで、デザインはシンプルながら、端末の作りはしっかりしている。以前の発表会でのデモ機にはあったヘアライン風塗装は製品版にはなく、背面は単色のシルバーに。素材自体はプラスチックながら、シンプルなシルバーの組み合わせもよく好印象。側面はメタルフレームで、ダイヤモンドカットが施されている。5000mAhという大容量のバッテリーを搭載するものの、厚みは8.7mm。背面側が若干膨れているが、分厚さを意識することはあまりない。
独自UIの「FREETEL UI」が、2.0にバージョンアップした点もアピールポイントだ。常にショートカットボタンが表示され、タップするとスマホの基本機能にアクセス可能な「FREETEL Key」、自由に画面を切り取り可能なスクリーンショット機能、プレフィックス番号を自動で追加可能な通話アプリなどが、独自機能の代表格。
ただし、FREETEL UIと通常のUIは設定から簡単に切り替えられたり、通話アプリで自動で追加されるプレフィックス番号はカスタマイズできたりと、ユーザーを縛らないという部分も同様に重視しているとのことだ。
発売日は当初予定の1月27日から、少し遅れた2月1日(マットネイビーのみ9日)。前述のようにFREETEL公式ショップでは初回生産分はすでに完売。旧正月の関係もあり、次回出荷は2月末という。量販店などでは予約を受け付けているケースもあるのでチェックしてほしい。
FREETEL「SAMURAI RAIJIN(雷神)」の主なスペック | |
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ディスプレー | 5.5型IPS液晶 |
画面解像度 | 1080×1920ドット |
サイズ | 76×153×8.7mm |
重量 | 約183g |
CPU | MediaTek MT6750T 1.5GHz+1GHz(オクタコア) |
メモリー | 4GB |
ストレージ | 64GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大128GB) |
対応ネットワーク | LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/28B W-CDMA:1/5/6/8/19 4バンドGSM |
DSDS(4G+3G) | ○ |
CA対応 | ○(2CC CA) |
OS | Android 7.0 |
カメラ画素数 | リア:16メガ(F値2.0) /イン:8メガ(F値2.0) |
バッテリー容量 | 5000mAh |
指紋センサー | ○ |
SIM形状 | micro+nanoSIM |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | シルバー、マットブラック、マットネイビー |
価格(税抜) | 2万9800円 |
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