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将来放送が始まる左旋による放送も受信できる

パナソニック、4K/8K放送対応の45型BS・110度CSアンテナ

2017年01月27日 20時04分更新

 パナソニックは1月27日、45型BS・110度CSアンテナ「TA-BCS45U1」とべランダ・壁面取付金具キットなどを同梱した「TA-BCS45UK1」を発表した。発売日は2月24日で、市場予想価格はTA-BCS45U1が1万4000円前後、TA-BCS45UK1が1万6000円前後。

 総務省は2018年から4K/8Kの実用放送を開始すると発表しており、右旋方式に加えて新たに左旋方式による放送が決定している。TA-BCS45U1とTA-BCS45UK1は左旋方式の受信にも対応しているので、将来放送が始まる左旋による4K/8K放送も受信できる。

 アンテナで受信した信号を伝送する伝送周波数は右旋と左旋で異なっている。左旋では2224~3224MHz帯を使用するので受信した放送を正しく伝送するためにはBS・110度CSアンテナと合わせて、ブースターや分配器、壁面端子など対応の周辺機器を交換する必要がある。

 電子情報技術産業協会が定める認定規格「SHマーク(スーパーハイビジョン受信マーク)」を取得しており、同マークを取得した周辺機器と組み合わせて使用可能。搭載している低雑音コンバーターにより雑音指数0.45dB(標準)を実現し、大画面テレビで鮮明なBS・110度CS放送の映像を視聴できるという。

 受信周波数範囲は右旋円偏波が11.71~12.75GHz、左旋円偏波が11.73~12.73GHz。ローカル周波数は右旋円偏波が10.678GHz、左旋円偏波が9.505GHz。

 アンテナ口径は45cm。TA-BCS45U1のサイズは、幅467×奥行き489×高さ559mmで重量はおよそ1.4kg。TA-BCS45UK1のサイズは、幅467×奥行き704×高さ559mmでアンテナ部の重量はおよそ1.4kg、取付部材の重量はおよそ1.8kg。

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