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2018年の量産開始を目指す

曲面形成可能なプラスチック基板5.5型ディスプレーを発表

2017年01月26日 20時40分更新

 ジャパンディスプレイは1月25日、プラスチック基板を用いた5.5型フルHD(1080×1920ドット)の液晶ディスプレー「FULL ACTIVE FLEX」を開発したことを発表した。

 FULL ACTIVETM FLEXは、アクティブマトリクス方式を利用したTFTディスプレーで、基板を従来のガラスではなくプラスチックを採用している。プラスチックを用いることで超薄型化構造を実現し、柔軟性を活かした曲面形状の形成が可能なのでメーカのデザイン自由度が拡大するとしている。また落下衝撃による基板の割れを防止できるとしている。さらに、ジャパンディスプレイが開発してきた低周波駆動技術を盛り込むことで、通常の60Hz駆動だけでなく15Hzまでの低周波駆動にも対応し、消費電力低減をサポートする。

 FULL ACTIVETM FLEXは、2018年の量産開始を目指しており、スマートフォンやノートパソコン、車載製品などへの展開を検討している。

 画面サイズは5.5型で、画素数は横1080×縦1920ドット(RGB)。精細度は401ppiLCD。駆動周波数は60Hz/30Hz/15Hzで切り替え可能。液晶モードは光配向IPS(IPS-NEO)、画面輝度は500cd/m2(Typ.)、コントラスト比は1500:1(Typ.)。

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