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ドコモ、実効ベースの通信速度を公開 昨年より大幅に高速に

2017年01月26日 13時45分更新

 NTTドコモは、総務省のガイドラインに基づいて計測された、通信の実効速度の結果について、2016年度版を公開した。

 このガイドラインは、政令指定都市/県庁所在地を「人口100万人以上」「50万人以上100万人未満」「50万人未満」の3つに分類し、それぞれから3都市を選定、これに東京特別区を加えた、計10都市で測定する(ドコモがランダムで選定した結果の計測対象都市は、秋田市/水戸市/東京23区/相模原市/浜松市/京都市/神戸市/広島市/熊本市/大分市)。

 この10都市では、500メートル四方で区分したメッシュからオフィス街/住宅街に分け、計300メッシュを選定。オフィス街は12~18時、住宅街は15~21時に計測する。計測回数は3回でその平均値を結果としている。

 使用する端末は、Androidは3波キャリアアグリゲーション(3CC CA)による下り最大375Mbpsの通信速度に対応した「Xperia X Performance SO-04H」、iOSは同じく3CC CA/下り最大375Mbps対応の「iPhone 7」が用いられている。

 個別の結果はドコモのサイトでチェックしていただきたいが、Androidでの実効速度は97~162Mbps、iOSでは88~146Mbps(前年度はそれぞれ53~91Mbps、49~89Mbps)。この大きな伸びは、計測の対象エリアにおける、キャリアアグリゲーションの対応が進んだことが推測できる。


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