ASCII.jpや週刊アスキーに掲載されたデジタルガジェットを多数販売しているおなじみのネットショップ、アスキーストア。最近では、Bluetoothイヤフォンも人気ジャンルです。
さて、アスキーストアの担当が「Android端末を使っているならぜひチェックしてほしい」と言うぐらいの商品があるのだとか。なんでも、声で操作するワイヤレスイヤフォンだといいます。さっそく、話を聞いてきました。
声で確認、声で操作するイヤフォン
―― こんにちは。おもしろそうなBluetoothイヤフォンがあるそうで。
担当 「APlay NA1 for Android」(1万800円)ですね。Android 5.0以降のスマホで利用できるワイヤレスイヤフォンです。
―― クラウドファンディングサイト「Makuake」にて、目標金額65万円のところ184%にあたる120万円以上を集めて成功したとか……。鳴り物入りのデビューですね。
担当 専用のAndroidアプリ「APlay」と連携して利用します。TwitterやFacebookメッセンジャー、LINE、カレンダー、路線情報、ニュースなどの情報を音声で伝えてくれる機能が最大の特徴です。
―― 要するに、音声アシストによって、スマートフォンの通知を音声で聴けるイヤフォンだと。
担当 LINEのメッセージ通知など、すぐに知りたい情報を音声で読み上げます。たとえばGmailアプリが自動更新されたら、「Gmailからの通知、新着メール○○件」と読み上げてくれる。音楽を聴いていたり、ほかの作業をしていたりしても、アプリの通知が音声でわかります。
―― 音声で通知に気づきやすいというのはおもしろいですね。ほかのことをしていてもわかるからなあ。
担当 LINEでメッセージが届くと、「LINEからの通知、(登録した相手の名前)、こんにちは」という感じで読み上げてくれますよ。
―― 声で返信もできるそうじゃないですか。
担当 LINE、Facebookメッセンジャー、Twitter(DM機能)、WhatsApp、Hangout、Slack、Telegram、Zaloに対応しています。メッセージの読み上げ直後に「○ボタンを押すと声で返信できます」という音声が流れるんですね。そこで、APlayのコントローラー部分の○ボタンを押して話すと、自動認識してテキストに変換し、そのまま送信してくれますよ。「Google Now サービス」も起動できます。
―― なんだか近未来って感じ。イヤフォンとしてはどういう性能でしょうか。
担当 コーデックはSBCやAACに加えて、aptXにも対応しており、高音質かつ低遅延のサウンドを楽しめます。充電はmicroUSBケーブル経由です。2時間充電で、音楽再生時間は最大8時間。ケーブル長はおよそ0.5m、重量は20g。生活防水対応なので、水しぶきや雨が少々かかったくらいなら大丈夫。
―― 普通のBluetoothイヤフォンに、音声通知・音声入力機能が加わったと考えればよさそうですね。
担当 着信をチェックする手間が減るので、スマホをポケットやバッグに入れっぱなしにできます。歩きスマホ対策にもなるかもですね。
―― Android端末を使っていて、Bluetoothイヤフォンの購入を考えている人は、選択肢に入れてもいいかも。
担当 アスキーストアでは「APlay NA1L for Android」(6480円)もあります。こちらは12gの軽量モデルで、音楽再生時間は最大6時間となっています。
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