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モバイルルーターやテザリング接続時に、大量のデータ通信を防ぐXperiaテク

2017年01月26日 10時00分更新

 モバイル通信でのデータ通信量を節約するために、極力Wi-Fi接続を活用しているというXperiaユーザーも多いはず。その際、公衆無線LANサービスや自宅、会社の固定回線を使ったWi-Fiへの接続なら問題ありませんが、モバイルルーターやスマホのテザリングを使ったWi-Fiへの接続の場合は注意が必要です。

モバイルルーターやテザリングのときは、接続設定に注意

 XperiaでWi-Fiに接続すると自動で写真のバックアップやアプリの更新などが動作して、大量にデータ通信をしてしまうことがあります。

 固定回線がバックボーンのWi-Fiなら問題ありませんが、モバイルルーターやスマホのテザリングのWi-Fiとなると、高速データ通信が可能なデータ量が決まっていることも多いので、使いすぎによる制限がかかってしまう危険があります。

 そこで、モバイルルーターやスマホのテザリングへ接続するときには、「ネットワーク制限」で「従量制Wi-Fiネットワーク」の設定をしておきましょう。まずは設定から「データ使用」を選択します。

データ使用から設定スタート

 次に画面右上にあるボタンからメニューを呼び出して「ネットワーク制限」をタップします。すると、過去に接続したことのあるWi-Fiネットワークが一覧で表示されます。

右上のメニューから「ネットワーク制限」を選ぶ

接続したことのあるWi-Fiネットワーク名が並んでいる

 あとは、テザリングやモバイルルーターで接続したときのWi-Fiネットワーク名を見つけ出して、スイッチをオンにするだけ。これで従量制Wi-Fiネットワークとして設定完了です。

従量制ネットワークWi-Fiならバックグラウンドでの使用できなくなる

 従量制ネットワークWi-Fiに指定しておくと、バックグラウンドで動作しているアプリはそのWi-Fiネットワークが利用できなくなります。つまり勝手に大量の通信してしまうのを防げるわけです。

 そのほか大量のダウンロードをするときにも警告がでるので安心。モバイルルーターなどを活用していXperiaユーザーはかならず設定しておきましょう!

※Xperia Z5 Premium SO-03H/Android 6.0で検証しました。

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