週刊アスキー

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週間リスキー

第103回

残念ながらリスキー・スマホ・オブ・ザ・イヤーの発表はありません

2016年はファーウェイ無双!? アスキーとITmediaのスマホ・オブ・ザ・イヤーを比較:週間リスキー

2017年01月14日 22時00分更新

※週間リスキーはテクノロジーとサブカルチャーの交差点から「やんちゃデジタル」な切り口で情報をお届けする、たいへんマニアックなコーナーとなっております。初見の方はご注意ください。

 2017年1月。「初物には縁起がある」ということで、すでに新しいスマホを購入している一部の方もいるのではないでしょうか? この時期、そんな欲求の参考にぜひしてもらいたいのが各メディアが選ぶ2016年の「スマートフォン・オブ・ザ・イヤー」です。

 昨年、週間リスキーではITmediaの審査会に突撃。散々暴れ回ってきたわけですが、今年はアスキー自身でも審査会を実施することにしました。そこで見えてきた、アスキーとITmediaの違いをリスキーの新任局長のゆうこばに聞いてみました。

アスキーのスマートフォン・オブ・ザ・イヤーの結果はコチラ!

【ASCII倶楽部】今年ベストのスマホは?「スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2016」

  • 1位:Xperia XZ
  • 2位:Galaxy S7 edge
  • 3位:ZenFone 3 Deluxe(5.7型)
  • 4位:HUAWEI P9
  • 5位:ZenFone 3
  • 6位:iPhone 7(SIMフリー版)
  • 7位:iPhone SE(SIMフリー版)
  • 8位:honor 8
  • 9位:Xperia X Compact
  • 10位:iPhone 7 Plus(SIMフリー版)

ITmediaのスマートフォン・オブ・ザ・イヤーの結果はコチラ!

【ITmedia Mobile】いよいよ発表! 2016年を代表するスマホは……?

  • 1位:HUAWEI P9
  • 2位:Galaxy S7 edge
  • 3位:iPhone 7 Plus
  • 4位:honor 8
  • 5位:iPhone 7
  • 6位:Moto Z
  • 7位:ロボホン
  • 8位:ZenFone 3
  • 9位:Xperia XZ
  • 10位:arrows M03

ロボホンはスマホなのか?

広之:アスキーとITmediaの審査結果を見ていかがですか?

ゆうこば:2つの媒体での違いを大きく言い表すなら「ファーウェイvsソニーモバイル」って感じじゃないかな。存在感をメキメキと明らかにしてきたファーウェイ。一方で、すでにブランドイメージや一定のファンを獲得しているソニーモバイル、みたいなイメージ。

 そもそも決め方がまるっきり違うよね。ITmediaのほうは業界で活躍されているジャーナリストやライターのみなさんの推薦と点数。最初からASCII.jpの読者にゆだねてる。前者は業界を代表する端末、後者はアスキー読者の人気端末を決めてる。

広之:あ、マジメな話はいいんで。

ゆうこば:じゃあ、ここでこぼれ話を。アスキーの方、集計後になってから「そういえばロボホンってスマホだっけ?」ってなって。どうにもおしゃべりするロボットのイメージが強くて……。

広之:えー、ダメじゃないですか。

ゆうこば:まあ、ITmediaさんには7位に入っているし、ちゃんと自由記述欄もあったから、熱心な人はそこで回答してくれたよ。

広之:まあ、向こうの審査員で触れている人も少ないですしね。電話的な使い方より、IoT絡みの開発ネタで使っている人も多いみたいです。

「快適IoT 2016」のHEMSアライアンス特別賞ロボホン賞をとった「ロボホン おてつだいスタンプ」

2016年はファーウェイの年だった!?

ゆうこば:それにしてもファーウェイすごいね。編集部も含め審査員全員がHUAWEI P9かhonor 8に10点を入れてる。うちのランキングの上位にも入ってるし。

広之:電車や駅の広告でもガンガンでてますしね。

ゆうこば:一番ビックリしたのは、六本木ヒルズでのイルミネーションかな。展望台でやっていたけど、そこに行くまでのけやき坂には毎年恒例のGalaxyのイルミネーションがあって、もう臨戦状態だなって。

広之:ガッツリ日本市場をとりにきているっていう元気な証拠ですよね。

ある意味ホットスポットだった六本木ヒルズのGalaxyのイベント用垂れ幕

ゆうこば:あ、ITmediaの記事で、気になった点がひとつ。すずまりさんの部分で「HUAWEI P9」のカメラは“エモい”って書いてあるんだけど、エモイって何? わかる?

広之:端末と直接関係ないじゃないですか? 心にグッとくるとか、感動的みたいな感じでは。

ゆうこば:P9のカメラ性能とか評価を否定したいんじゃなくて、単純にエモいっていう言葉の意味がわからなくて……。さっき、スピーディー末岡さんに聞いてみたら「なんで知らないんだ」って顔で見られたよ。

広之:まあ、局長はメシの写真ばっか撮ってますからね。あと、イルミネーションとか見に、外に出た方が良いですよ。

リスキー的スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2016は?

広之:いまさらですけど、リスキー的な「スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2016」って何だったんでしょう?

ゆうこば:「UPQ Phone A02」とかどうだろう? 待っている「マイナースマホ」ハンターは多いんじゃないかな。

広之:いまだに発売してないんで、それに決めちゃうのはイマイチなのでは。

「UPQ Phone A02」の発売日はいつになるんでしょうか……リリースをお待ちしております

ゆうこば:スマホじゃないけど、FREETELの「ARIA 2」とか、いい具合で燃え上がってたよね、WiMAX2+絡みで。あとは、そうだな……公式Twitterが暴れ気味のアルカテル「IDOL 4」もいいんじゃないかな。

広之:もう、それ以上は言わなくていいです!

ゆうこば:去年はアスキーもスマホ・オブ・ザ・イヤーやったし、2017年はリスキースマホ・オブ・ザ・イヤーができるようがんばろうか。

FREETEL「ARIA 2」

アルカテル「IDOL 4」


 以上。リスキー的2016年スマホ振り返りをお送りしました。なお、お気づきの方もいるとは思いますが、きちんと振り返りたい方は、ぜひアスキーおよびITmediaのスマートフォン・オブ・ザ・イヤー2016の記事をご覧くださいまし。

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