日本HPは1月13日、海上保安庁の海図制作にHPの大判プリンター「HP PageWide XL 8000 Printer」が採用されたと発表した。
海上保安庁の海洋情報部では約2000種類の海図を発行しており、毎年約70種類の改訂版の作成や、毎週発行される補正図など大量の海図を正確かつ短時間に提供することが求められている。
採用されたHP PageWide XL 8000 Printerは、カラー/モノクロでA1サイズを最大30枚/分、A0サイズでも最大18枚/分という高速印刷が可能な大判プリンター。一般的なインクジェットプリンターと異なり、ラインヘッドを搭載しているためページ幅を一気に印刷できる。
導入に関して海上保安庁では、高速性や大容量スタッカー、印刷の前段階から後加工までのワークフローを一元管理できるソリューションなどによる作業効率化が決め手となったとしている。
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