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クラウド保存時にファイルを1キロバイト以下のショートカットに変換

ローカルディスク増設せずに大容量をクラウド化できる「Fuelune」

2017年01月10日 15時15分更新

 エーピーコミュニケーションズは1月10日、ローカルディスクとクラウドを自動連携させるデータ管理アプリケーション「Fuelune」の提供を開始した。

 従来のクラウドストレージサービスは、ローカルディスクとクラウドストレージを同期させるには、その両方に同サイズのファイルを保持する必要があった。

 Fueluneは、ファイルを自動でクラウド上のオブジェクトストレージに保存し、ローカルディスク上のファイルを1キロバイト以下のショートカットファイルに変換する。これにより、ローカルディスクの容量を大幅に節約でき、データが増えた際にもローカルディスクの増設はほぼ不要になるという。

 ショートカット化されたファイルを利用する際は、ショートカットファイルをクリックすることで、クラウド上のオブジェクトストレージからデータを自動で転送し、ローカルディスクのショートカットファイルをオリジナルファイルに変換する。

 既存システムのバックエンドで大容量の画像や動画などを扱っている場合や、利用頻度は低いが廃棄することのできないデータを多く保持している場合などで高い効果を発揮するという。

 そのほかの機能では、バックアップやアーカイブターゲットディレクトリーや利用するクラウド上のオブジェクトストレージの設定などが可能。ショートカット化されたファイルのACL設定を引き継ぐことができる。

推奨動作環境

  • アプリケーション:Windows Server 2008 R2 以降
  • 管理サーバ:Java 8/PostgreSQL 9.5
  • オブジェクトストレージ:Amazon S3 API対応(別途契約が必要)
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