クアルコムと協業による「ANDROD IVI」
「Chrysler Portal concept」も登場
クアルコムと共同開発による「ANDROD IVI(in-vechicle infotainment)」
パナソニック・オートモーティブは、クアルコムとの共同によるAndroidをベースとした次世代の「“SKIP GENERATION” ANDROD IVI(in-vechicle infotainment)」を発表。Android 7.0をベースとして自動車のドライバーに求められる機能や情報を提供するもので、クアルコムの「Snapdragon820Am」プロセッサーを利用する。
Androidにより147のソリューションを提供
カー向けのソリューションとしては「Chrysler Portal concept」と呼ばれる、ネットワークに接続して利用できるサービスも発表。
クライスラーとの共同開発による「Chrysler Portal concept」
カメラでドライバーをモニタリング
オーディオも各席で最適化
顔認証やボイスコントロールなどを用いたさまざまなアプリケーションやネットワークサービスを利用できるプラットフォームに位置づけられ、3Dグラフィックとパソナルゾーン機能を備えたハイマウントディスプレーで、運転者に交通状況の警報を伝えるような仕組みも備えている。
公共交通ソリューションの「ROAD X」
自動車関連ソリューションでは「ROAD X」のテクノロジーも発表された。これは道路の混雑状態などを調査し、最適な交通表示をするための公共向けのシステムを提供するものだ。
全体としては、ビジネス向けソリューションとバッテリーや車載システムの色の濃かったパナソニックのプレスカンファレンス。CES 2017のブースでのさらなる出展に期待したい。
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