カンファレンスはBtoB、バッテリー、スマートシティーへの
取り組みがメイン
プレスカンファレンスでは、パナソニックの多数のビジネスソリューションとB to Bビジネスについての取り組みも解説。
最初に紹介されたのが電池事業への取り組みだ。パナソニックがバッテリーを提供するテスラモーター向けのバッテリーモジュールを製造する「GIGAFACTORY」、自転車向けに従来の10倍持つ「BULLET SHAPED BICYCLE LAMP」も紹介。
また、新技術として折り曲げ可能なリチウムイオン電池「BENDABLE LI-ION BATTERY」も披露。IoTデバイスなどでの採用を見込んでいる。
パナソニックがパートナーシップを組む公共向けソリューションを提供するコロラド州デンバーでの取り組みも紹介され、空港から公共の駅をつなぐ開発プロジェクトに向け、電力供給のソリューションや無人自動車の「EZ10」の走行する様子、スマートLEDの提供といった取り組みが語られた。
パナソニックのビジネスソリューションからは、2015年のCESで発表されたFacebookとの共同開発が行なわれた光ディスクを用いたデータ保存技術「freeze-ray」の成果も紹介された。
パートナーの求めるセキュリティーとデータアーカイブの問題について、同社の持つ技術を通してローコストでオペレーション可能なパートナーの問題、セキュリティーと、データアーカイブのソリューションを提供したもので、将来的にはペタバイト化を目指すという。
スタジアム向けのソリューションでは、パナソニックが提供する高輝度プロジェクターを用いて、リオ五輪のプロジェクトマッピングを提供した事例を紹介。2020年の東京五輪への期待も語られた。
さらにカンファレンスでは、パナソニックがウォルト・ディズニーリゾートにオフィシャルプロジェクションテクノロジーとしてパナソニックの高輝度プロジェクターが導入される事が紹介され、ステージ上にはゲストとしてミッキーマウスが登壇する一幕もあった。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります