アウトカメラは優秀だがちょっと問題が
アウトカメラは2300万画素で、ソニー製IMX318を採用している。F値2.0、光学手ぶれ補正と、片手持ちでも物理サイズを気にせず撮影できるほか、色彩補正センサーの採用で色取りも良好だ。また、TriTechオートフォーカス技術により、距離に関係せず、高速なフォーカスを実現している。これは、レーザーオートフォーカスと像面位相差、コンティニュアスを併用することで実現したもの。被写体に向けた時点でフォーカスが合っているため、撮影のテンポはとてもいい。
注意点としては、ディスプレー用プロセッサーTru2Life+をオフにすることができず、ZenFone 3 Ultraで見ている写真の発色と、そのほかのスマホで見ている発色が異なること。自分で見ているぶんにはいいが、シェアする場合、ギャラリーからの発色はあまりうれしくない。
回避策としてはカメラの設定にある「スマートな明るさ」をオフにしておくと、プレビューは他のスマホや、カラーキャリブレーション済みのパネルで見ても違和感は少なくなる。
※ここからの写真はすべて原寸大にて掲載しています(6~8MB)。通信量にご注意ください。
【まとめ】大画面派はまず検討だ!
数少ない6.8型スマホ。スペックも十分で、筐体の質感もいいとスキがない。パネルの発色もよく、コンテンツを見るのにも適している。ディスプレー用プロセッサーTru2Life+があるため、シェアする場合にはクセを把握しておく必要はあるが、自分だけで楽しむ分にはイイ感じの色合いで気に入る人も多いだろう。
また、タブレット的な運用はAndroid 7以降が前提になりそうだが、PCのサブディスプレーにもなるサイズなので、ビジネス用としても考える読者は、店頭でよくチェックしてみてほしい。
ASUS「ZenFone 3 Ultra」の主なスペック | |
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ディスプレー | 6.8型IPS+液晶 |
画面解像度 | 1080×1920ドット |
サイズ | 約93.9×186.4×6.8mm |
重量 | 約233g |
CPU | Snapdragon 625 1.8GHz(オクタコア) |
メモリー | 4GB |
ストレージ | 32GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大2TB) |
対応ネットワーク | LTE:1/3/5/7/8/18/19/20 /26/28/38/40/41 W-CDMA:1/2/5/6/8/19 4バンドGSM |
DSDS(4G+3G) | ○ |
CA対応 | ○(2CC) |
au 4G LTE | ○ |
OS | Android 6.0 |
カメラ画素数 | リア:23メガ/イン:8メガ |
バッテリー容量 | 4600mAh |
指紋センサー | ○ |
SIM形状 | nanoSIM×2 |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | シルバー、グレー、ローズゴールド |
価格(税抜) | 5万9800円 |
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