12月26日、KDDIが新たな直営店「au SENDAI」を報道関係者向けに公開しました。これまで名古屋や大阪、新宿など7店舗を展開してきたau直営店ですが、今回の仙台は最大の店舗面積を誇り、カフェを併設するなど新たな試みを採り入れているのが特徴です。
むしろ新たな試みを入れすぎて、普通の人にはauショップと分からないのではないか、と心配になるほど。
au以外のユーザーも気軽に入れるカフェに
au SENDAIがオープンする仙台市青葉区一番町は、仙台でもいちばん栄えているエリア。仙台駅からアーケードを歩けば徒歩圏内、地下鉄でも1駅という好立地です。
近隣にはアップルの店舗や大手キャリアショップがひしめいており、地元仙台のメディアによれば、おしゃれなカフェも多いエリアとのこと。まさに携帯とカフェの激戦区に、両者を合体したau SENDAIが出現したというわけです。
普通、auショップといえば、何らかの用事があるときに行くイメージですが、1階のカフェ「BLUE LEAF CAFE」は他キャリアのユーザーでも気兼ねなく入れる雰囲気。auショップらしくないのは、意図的な設計なのです。
1階の奥に進むとカフェがあり、フレンチトースト(600円)やケーキなどの軽食が提供されています。
コーヒーはミディアムサイズで320円(税別)とそれほど安いわけではないものの、客席は広いスペースに座り心地の良さそうなチェアが並んでおり、ゆっくりしていける雰囲気。随所に電源コンセントも用意されており、スマホの充電やPC作業もできそうです。
カフェ内のWi-Fiは、auユーザー向けのau Wi-Fiに加え、仙台の公衆無線LAN「SENDAI free Wi-Fi」も利用可能。筆者も仙台を訪れたとき、仕事場に困ったらここに来たいと思うほど。ただし、アーケードの人通りの多さを考えれば、口コミで広まってすぐに混み合いそうな印象です。
VR体験や歴代端末の展示も
アクセサリー売り場はAirPodsあり
スマホやアクセサリー、契約カウンターなど普通のauショップ的な要素は2階に置かれています。しかし白とオレンジを基調としたauショップとは異なり、最近のau直営店のように木材を採り入れた、暖かみのあるデザインが特徴です。
さらに2階にはイベントスペースが広く取られており、オープン時にはBEAMSとのコラボによる、携帯電話とファッションの変遷を振り返る展示がありました。これ以外にも歴代の端末が多数展示されており、古くからのauユーザーにとって懐かしい展示が目白押しでした。
いまや全世界的に入手困難になっている「AirPods」ですが、12月28日12時のau SENDAIのオープンと同時に入店すれば、手に入るかもしれません。
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