2万円切りでDSDS対応とあらゆる場面で活躍
Android 7.0アップデートにも予定の最新端末
goo(NTTレゾナント)の最新スマホ「g07」の最大の特徴は、税抜2万円を切る価格ながら2枚のSIMを同時に使えるDSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)に対応すること。5.5型液晶はフルHD解像度でCPUはオクタコアのMT6750T(MediaTek製)と、処理性能はそこそこながら最新フィーチャーを取り入れた端末だ。
プレーンなデザインのアルミボディーはプライベートにもビジネスにも合わせやすく、税抜2万円を切る価格とは思えない仕上がり。背面には指紋認証センサーを搭載しておりUSB端子は両面挿しのType-Cと、スマホの最新トレンドを踏襲。1台目のSIMフリースマホとしてもオススメだ。
バッテリー容量は3000mAhとキャリアスマホに匹敵するレベル。低価格ながらメモリーは3GBでストレージは32GBと日常利用なら容量不足を感じることはないだろう。角が丸められたボディーは手になじみやすく、幅75.6mmと手が小さいユーザーでも片手で操作しやすい。
特徴であるDSDSはmicroSIMとmicroSDカードの排他となるため、音楽や撮影データをmicroSDに保存するユーザーの場合はやや利用シーンが限定されるが、キャリアの通話SIM+格安のデータSIMの同時使用で料金を抑えつつデータ通信をフル活用できるのは魅力だ。
「g07」ASCII編集部クロスレビュー
ドロイドさん「コスパは最高、ただし作りの粗さもチラチラと」
あらためてここで触れるまでもなく、コスパの良さは明白。ただし、どこかなにかに似ている外観に、細かな部分の作りの粗さを感じるのもまた確か。それを差し引いても個人的にはまだオトクと判断したが、その判断は人それぞれになるかもなあ。
スピーディー末岡「この価格で指紋認証があるだけで買い」
この価格で指紋認証がついているだけで十分買いと言える。低価格帯のスマホに足りなかったのは指紋センサーだ! スペックはミドルクラスだがある程度ゲームも遊べるし、デザイン的にも低価格スマホには見えず最高にコスパがいい。
ミナミダ「DSDSは限定的だがコスパはバツグン」
MediaTek製のオクタコアCPUは最新の3D対応スマホゲームを楽しむには性能的に厳しいものの、指紋認証とフルHD解像度液晶、メモリーやストレージ容量などそのほかのスペックは必要十分。さらに同じくDSDS対応のASUS「ZenFone 3」の約半額で手に入るコスパが光ります。対応バンドは少なめですがドコモ系SIMなら問題なし。複数枚のSIMを運用するパワーユーザーがDSDSを試すのに最適で、海外旅行用端末としても便利に使えそう!
goo「g07」の主なスペック | |
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ディスプレー | 5.5型液晶 |
画面解像度 | 1080×1920ドット |
サイズ | 約75.6×152×7.9mm |
重量 | 約150g |
CPU | MT6750T 1.5GHz+1.0GHz (オクタコア) |
メモリー | 3GB |
ストレージ | 32GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大128GB) |
OS | Android 6.0 (Android 7.0アップデート保証) |
対応ネットワーク | LTE:1/3/8/19、W-CDMA:1/6/8 4バンドGSM |
カメラ画素数 | リア:13メガ/イン:8メガ |
バッテリー容量 | 3000mAh |
防水/防塵 | ×/× |
指紋センサー | ○ |
SIM形状 | microSIM、nanoSIM(DSDS対応) |
カラバリ | ホワイト、ブラック |
私たちがレビューしています!
クロスレビュアー紹介
ドロイドさん ASCII.jpのスマホ班リーダー。会社員なのに自費で常に多数のスマホを契約中。料金・通信速度に加えて、端子部分のキャップがどうこうなど、スペック表に載らない違いなど細かな話を突き詰めていくのが好き。
スピーディー末岡さん Androidユーザーのスピード狂。その名に恥じず速いものが大好きで、スマホはスペックからチェックするタイプ。ヘルメットを被っているのは、「俺はいつでも高速だから……」というよくわからない理由。座右の銘は「スペック良ければすべて良し!」
ミナミダさん アスキー編集部でスマホとなどモバイル分野を担当。最初はAndroidユーザーだったが、なぜか「iPhoneユーザーのほうがモテるかも」と考え現在は「iPhone SE」を愛用中。片手で操作しやすい小型端末が好みだが、近年のスマホ大画面化の流れに悩みが尽きない。
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