税抜1万9800円の価格ながら、ミドル~ミドルハイクラスの性能に加え、4G+3GのデュアルSIMデュアルスタンバイに対応するなど、そのコストパフォーマンスで注目を集めている“gooのスマホ”「g07」(端末はコヴィア製)。編集部にも実機が到着したので、まずは写真中心に紹介していく。
5.5型フルHD液晶にDSDS対応や指紋センサーも搭載
コスパが最大の魅力の1台
まずはあらためて主要スペックについて紹介していくと、ディスプレーはフルHD解像度の5.5型IPS液晶(ガラスはDragontrail採用)、CPUはMediaTek製のオクタコア(1.5GHz+1GHz)、3GBメモリー、32GBストレージ、13メガカメラ(イン8メガ)、タッチ式指紋センサー、3000mAhバッテリーなど。
CPUは高性能/省電力コアともにCortex-A53ベースなのでミドルクラスになるが(AnTuTu Benchmarkの結果は約4万2000)、それ以外は1万円台のスマホとは思えない内容。また、OSはリリース時点ではAndroid 6.0だが、7.0へのアップグレード予定がすでに公表されている。
ネットワーク面では対応周波数はやや少なめで、基本的にドコモ系SIMでの利用が前提となる。そして注目は4G+3GでのデュアルSIMデュアルスタンバイ対応。実際に試してみたが、当たり前ながら同時待受や通話と音声でのSIMの使い分けなどができた。なお、SIMスロットはmicroSIM+nanoSIMの組み合わせで、nanoSIM側はmicroSDとの排他仕様になっている。
デザイン面では、メタルを強調した筐体で側面にはダイヤモンドカットと、正直なところ、どこかで見たことがある感は否めない。とはいえ、外観の安っぽさはなく、シンプルな見た目もあって、ユーザーを選ばない印象がある。価格を考えると、やはりコストパフォーマンスの良さが光る1台と言える。
“gooのスマホ”「g07」の主なスペック | |
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メーカー | コヴィア |
ディスプレー | 5.5型IPS液晶 |
画面解像度 | 1080×1920ドット |
サイズ | 約75.6×152×7.9mm |
重量 | 約150g |
CPU | MediaTek MT6750T 1.5GHz+1GHz(オクタコア) |
メモリー | 3GB |
ストレージ | 32GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大128GB) |
対応ネットワーク | LTE:1/3/8/19 W-CDMA:1/6/8 4バンドGSM |
DSDS(4G+3G) | ○ |
OS | Android 6.0(7.0予定) |
カメラ画素数 | リア:13メガ/イン:8メガ |
バッテリー容量 | 3000mAh |
指紋センサー | ○ |
SIM形状 | micro+nanoSIM |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | ホワイトパネル、ブラックパネル |
価格(税抜) | 1万9800円 |
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