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EdgeブラウザーでもFlashが表示されなくなる

Flashってよく脆弱性が発見されるけど大丈夫なの?

 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

Edgeが利用するFlash Playerの脆弱性も時々報告されている。画面は2016年10月27日に公開されたトレンドマイクロ セキュリティブログによる、10月に発見されたゼロデイ脆弱性についての情報

調査依頼
Flashってよく脆弱性が発見されるけど大丈夫なの?

 Flashはウェブブラウザーでリッチなコンテンツを表示するために利用されてきたが、古い技術のため色々と脆弱性が発見されることが多かった。そこで、次世代のHTML5という技術への移行が進んでいる。Flashを開発するAdobeも、今ではHTML5を推奨するようになっている。

 とは言え、今でもFlashを使っているサイトは多い。そして、今でもFlashの脆弱性が見つかり続けており、悪意のあるプログラムに狙われる危険性がある。

Edgeでは、基本的にFlashを禁止し、許可する場合はその都度操作を求めるようになる

 夏に実施されたWindows 10の「Anniversary Update」では、Flashコンテンツは一時停止状態で表示され、クリックすることで再生する仕組みが導入された。次のアップデートでは、HTML5をデフォルトにして、Flashはブロックされるのが基本になる。どうしても再生したい場合は、ツールバーから「Allow once」や「Always allow」を選んで明示的に実行する必要がある。これで、意図せずFlashの脆弱性を突かれるようなことはなくなりそうだ。


これでズバッと解決!

 FlashはHTML5へ移行しつつある。次回アップデートでは、Flashは基本ブロックされるようになる


 Windows 10探偵団は毎週、月・水の午前9:00、日曜日の12:00に更新します。お楽しみに!


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