FacebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグは12月20日、自身のFacebookページにて「2016年はジャービス(Jarvis)みたいな人工知能を作ることに挑戦した」と投稿した。
ジャービスはアメコミヒーロー「アイアンマン」に登場するAI執事。主人公をサポートする人工知能であり、ザッカーバーグは自宅に組み込まれ、あらゆる家電をコントロールするホームコンピューターを作ろうと個人プロジェクトを手がけた。AIアシスタントを構築し、自宅の監視カメラや各種家電と連動、住民の好みに応じた照明や音楽、エアコン、TV操作、来客が誰かなどといったこと音声インターフェースで可能としたという(もちろんFacebookにも繋がるという)。
AI研究の最前線のひとつではあるものの、まだまだ音声認識ひとつをとっても誤認識が多いようで、人工知能研究においての技術的ブレイクスルーが必要なのは確かなようだ。とはいえ今後もこのプロジェクトは進めるらしく、数年後にはなんらかの形で市場にフィードバックされるかもしれない。
なお、21日にはザッカ―バーグと妻のプリシラ・チャンがジャービスを利用して作成した動画を投稿する予定であり、その動画を見るとジャービスの声を誰が当てているのか分かるという。
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