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isaiシリーズの完成形を見た!

向かう所敵なし!?音まで完璧になった『isai Beat LGV34』実機レビュー

2016年12月28日 11時00分更新

 みなさまこんにちは!
 歴代LGエレクトロニクスの『isai』を使っているつばさです。なんで毎回LGスマホ使ってるの?と聞かれてることが多いですが、とにかく芸が細かい!この一言につきます。毎回説明書などに載ってない機能を探すのが楽しみなんです。

 isaiシリーズを使ってて感じるのは“職人感”なんですが、今回は性能もさることながら、デザインもカッコよく進化しています。

 今回ご紹介する『isai Beat LGV34』は多少の違いはあれど、グローバルの『LG V20』が元になっています。

イチバンの進化は“音”

 まず最初にご紹介したいのは、“音”です。
 B&O PLAYという、デンマークのオーディオブランドとのコラボスマホとなります。

 率直な感想は、とにかくクリアー!この一言がイチバンぴったりだと思います。
 音の隅々まで聞こえるので、今まで聴いていた音楽もより近くで聴いている気分に浸れます。

 クリアーな音の秘密は「Quad DAC」チップを搭載しているからなんです。
 これをオンにするだけでひとつ上の音になる感じがします。というのも、イヤホンなどのオーディオデバイスを接続すると、オーディオデバイスに合った最適な音質に自動でスマホが調整してくれます。

 さらに、自分で75段階というほかではなかなかできないくらいの細かい音量調整や、左右のバランスなんかも調整できるので、イヤホンを接続するだけで、あらかじめ設定しておいた音質で音を楽しむことができちゃいます。

 ちなみにいつも音楽を聴いている私の環境ですが、インナーイヤー型(ハイレゾ対応)で、いつも聴いている音楽はハイレゾではありません。

 音量調整はというと通勤の時は音は大きめで、仕事中は小さめの音で聴きます。ほかのスマホやPCを使って、小さめの音で聴いている場合は音が全体的にモヤッと聴こえていましたが、isai Beatで聴いている時は小さいながらすべての音がひとつひとつクリアーに聴こえるんです。

 音楽ももちろんですが、私がよく聴く落語も扇子の叩く音なんかもその場に居るようなリアルな音で聞こえるんです。寄席に行けない時でも落語ロスにならずにすみそうだなぁと感じています。

 音は好みがわかれると思いますが、変に低音や高音が目立ってなくてフラットなのにひとつひとつの音がちゃんと生きている印象を受けました。
 あんまり音響に詳しくない私でも、違いを感じられます。

カメラ機能

↑左:今回のモデル「isai Beat」、右:前モデル「isai vivid」。

 続いて注目したいのはカメラです。
 前モデルのisai vividには無かった背面の2つのレンズ、インパクトありますよね。

 約1600万画素でF値1.8の標準レンズと約800万画素で135°まで撮影できる広角レンズで2通りの撮影を楽しめます。

↑1600万画素レンズで撮影。

↑800万画素135°で撮影。

 人が多い時や思い出の風景を撮りたい!という時に135°まで撮影できるのはうれしいですね。

 インカメラでも広角設定が可能なので、風景と自分という組み合わせや大勢での自撮りもストレス無く撮影できます。

↑前モデル「isai vivid」同様カメラのマニュアル設定も可能です。

 カメラアプリからすぐに共有する項目を選ぶことも可能なんです。
 いちいちアプリを開いたり、閉じたり、ギャラリーを確認したり……とメールに添付する際やSNSなどにアップする際も結構面倒ですが、これならよく使う共有アプリをすぐに選ぶことができます。

 こういうちょっとしたところですが、かゆいところに手が届く機能ってうれしいですよね。

セカンドスクリーン

 セカンドスクリーン機能は、好きなテキストを入れたり、よく使うアプリが表示されたり、時刻が確認できたり、着信や音楽の操作パネルを表示させることができるんです。

  ゲームなどのアプリが起動していても、アプリを閉じることなく、スケジュールの確認や時刻の確認、ちょっとした設定ができちゃうんです。これ、最初は「そんなに便利かなぁ」なんて思っていたんですが、慣れてくるとセカンドスクリーンが無かった今までが逆にちょっと不便にすら感じてしまいます。

 

デザイン

 今までのisaiシリーズと違って、アルミ素材で約146gとシリーズイチ軽量なモデルとなっています。
 カラーはチタンとゴールドの2色。どちらの色もつや消しなので、指紋が気になる!ということも無いですし、安っぽい!ということもありません。

 また、ロゴがハッキリ&クッキリしていてすごく目立つ!ということもなく、ほどよく馴染んでくれてます。

 女性が持っても、男性が持っても“クセ”が無く、馴染んでくれる印象です。

スペックなど

 OSはAndroid7.0、メモリー4GB、Snapdragon 820(クアッドコア)と申し分ないハイスペックスマホとなっています。

 防水、防塵、ワンセグ、フルセグ、FeliCa対応と日本人にとって嬉しい機能も充実しています。

 

 また、画像などプライベートなものをロックする機能も標準で搭載されているので、プライベートと仕事と同じスマホを使っている方にも便利な機能も搭載されています。

  ブルーライトカットは低・中・高の3種類の設定を選べます。

 今回ご紹介したisai Beat LGV34、個人的冬モデル超イチオシスマホは、液晶やテレビでその技術が保証されているディスプレー、細かい設定までできるカメラ、今回イチバンの進化を見せた音、今までと趣向を変えたデザインなど、「これぞisaiの完成形なのではないか?」というスマホになっています。

 ぜひ実機を触って『isai Beat LGV34』の凄さを感じてほしいなぁと思います!


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