週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

なにこれサイコーじゃん! アップル「AirPods」の実機は週イチ充電で聴きまくれる無線イヤホンだった

2016年12月19日 18時45分更新

連続再生はリアルに5時間、実質は20時間以上使える

 これまでBluetoothイヤホンを何本か使ってきてますが、選ぶ際、特に気にするのは3点。

1)音質が満足いくものか
2)装着感が良いか
3)バッテリーは十分のもつか

 1)と2)は十分なレベルなことがすぐにわかったので、問題は3)のバッテリー駆動時間です。まずバッテリーが切れるまでずっと音楽を聴き続けた場合。約4時間50分経過したあたりでバッテリー低下の警告音が鳴り始め、ほぼ5時間ちょうど経過したころに左耳の再生が切れ、5時間5分で右耳も含めて完全にバッテリーが切れました。

 ちなみに、3時間だけ音楽を聴いて、あとはケースに入れずに放っておいてみた場合では、約12時間でバッテリーが切れています。

 話を戻して、連続再生時間だけを見ると、片道1時間程度の通勤通学だと2日使うとバッテリーが切れるという計算になります。

 ただし、実際の利用シーンでは充電器を兼ねるケースの存在がポイントです。この小型さのために未使用時は毎回充電ケースにしまうことになるはず(そうしないと一週間と経たず紛失しそうです。少なくともポケットに素で突っ込んでおく気にはなりません)。

 ケースの充電能力は、AirPods本体を0%から100%まで充電して17%〜20%バッテリーが減るので、約5回は充電できる計算。

 ということは、実質的にはおよそ20時間は、「充電」してる感覚なしで使えるわけです。片道1時間の通勤で使う僕の使い方なら、ケーブルに接続しての充電は、1週間に一度で十分、ということになります。実質的な充電頻度という意味では、意外なほど実用性がありそうです。

 またケーブルレスのイヤホンということで無線の感度、接続安定性がどの程度なのかも気になるところですが、木造家屋での利用では、1Fのリビングに置いたiPhoneから床一枚隔てた2Fという距離感でも途切れはありません。手持ちの他のBluetoothイヤホンと比べても、今のところは遜色ない感度という評価です。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります