2016年12月11日、JABLによるアーマードバトル国際大会『STEEL!HEROES』の決勝が開催された。カンタンにいうと、甲冑を着た選手たちがソードやポールアームなどで激しく激突するスポーツだ。海外では以前から盛んだったが、国内での大会は、2014年から大きく開催されており、超会議やゲームとのコラボも多く、ご存じの人もいるだろう。また今大会は日本初の国際大会であり、各国の選手たち32人が参加。サクセスの「英雄クロニクル」がスポンサーになり、エキシビジョンマッチも開催と盛り上がりを見せた。
とりあえず、動画を見てもらったほうが早い。
まずは個人戦から。クリーンヒットでポイントが加算される。もちろん、ポイントの多い選手の勝ちだ。
こちらは団体戦(メーレー)。ダウンしたら死亡扱いで、最後に立っている選手のチームが勝利といったルールだ。
武器はソード&シールド、ツーハンド(両手剣)、ポールアームの3種類。日本武者姿の場合は、ツーハンドソードではなく太刀、ポールアームは槍といった名称になっている。また武器は刃が潰された状態で、これは国内法に準拠したものだ。とはいえ、試合中に鎧のパーツが吹っ飛んだり、シールドが破壊されたり、武器がへし折れたりと大変激しい(生で見て欲しいスポーツでもある)。
さて。内容的に男性選手ばかりと思いがちだが、女性選手もいる。今回は国内からは加川聖香選手、海外からソフィー・ムーア・ストックブリッジ選手が参戦し、女性対決もあった。なおソフィー選手は彼氏と参戦しており、甲冑もペアルックだった。マッシヴなリア充だ。
スポーツとしてみると、甲冑を着込んでいるため、選手の顔は試合前後でしか見られないのだが、甲冑は個性炸裂であり、それで判断できる。武器やシールドもお手製であり、それも見分けつつ、選手の好みがわかったりと楽しい部分だ。
最後に行なわれたグランドメーレー。4チームが同時に戦うモノで、カオスっぷりが見物だ。
というようにルールが分からなくても見ていて楽しいスポーツでもある。大会を見に行くと、また違った見え方になってくるのだが、オンライン上だとわかりにくいので、本記事で雰囲気を掴み、実際に観戦に行ってみてほしい。また目白の道場では体験も可能となっているので、実際に装着してみるのもいいだろう。つばさ先生も体験してくれないだろうか。
ここまで読んだ読者諸君は、きっと甲冑の魅力に取り憑かれているはずだ。そんな方々のために、以降のページではSTEEL!HEROESで撮影した写真を公開する。
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