Netflixは12月14日、2017年に配信を予定しているコンテンツを公表。おすすめ作品を紹介した。
まず、ハリウッド制作の注目作品としては、シルベスタ・スタローンがプロデュースする体育系バラエティー「アルティメットビーストマスター」(2月24日)や、スタートレックシリーズ最新作「Star Trek:Discovery」(5月)、4人のヒーローが登場する「Marvel ディフェンダーズ」(2017年中)などを提供予定。Marvel ディフェンダーズはHDRコンテンツとなる。
Netflixのオリジナル映画としては、「デスノート」のハリウッド版やアフガニスタン戦争の舞台裏を描いたコメディー映画「War Machine」、ウィル・スミス主演のファンタジー映画「Bright」などが注目タイトルとなる。
アニメタイトルは、「サイボーグ009」の新作となる「CYBORG009 CALL OF JUSTICE」全12話を2017年春から配信。HDRのアニメ映画としては「BLAME!」が予定されている。
日本製作のオリジナルコンテンツ(一次配信がNetflix)は、竹中直人さんが主演するドラマ「野武士のグルメ」(全12話)が3月17日から配信予定。
明石家さんまさんがはじめてプロデューサーを勤めたドラマ「Jimmy ~アホみたいなホンマの話~」(全9話)も2017年夏ごろに配信予定だ。
このほかにも4Kコンテンツ、HDR対応作品も登場する。ライセンシングタイトルなどもあり、2015年には現時点でも50本以上のタイトルが配信予定となっている。
同社は現在、ハリウッドでは30本にもおよぶコンテンツを製作中で、日本では10本が製作中、22本が企画段階に入っているとのことだ。
同社日本法人代表のグレッグ・ピーターズ氏によれば、Netflixは現在、世界190ヵ国でサービスを提供しており、会員数は8600万人を超えているという。
今後はコンテンツ制作に力を注いでいくとしており、2020年までに世界最大規模のコンテンツ制作会社を目指すとしている。日本でも約50社のコンテンツクリエーターと協力関係を築いており「日本でコンテンツを製作するありとあらゆる会社と組みたい」と語った。
そして、日本のコンテンツについての海外の反応も具体的に示した。
たとえば「火花」という作品については視聴数の約半分が海外からのものであり、フランスやシンガポール、アメリカなどで評価が高かったとのこと。
「深夜食堂」も90%が日本以外からの視聴で、韓国、香港、台湾といったアジア地域はもちろん、インドや中東でも話題になっていると語った。
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