ノートPCのようなモニター
「GeChic On-Lap 1503I」はテックウィンドが販売する「ポータブルモニター」だ。
「ポータブル」ときくとコンパクトなものを想像しそうだが、本機は15.6型のポータブルモニターであり、一見ノートPCにも見える薄型のボディーが特徴。
カバーが付属するため、ディスプレーへのダメージや破損を防ぎながら携帯することが可能。カバーはゴム製の滑り止めで固定する仕様で、着脱も容易だ。
角度をつけて使える!
こちらがカバーを取り外した状態。
スタンドが背面に伸びた状態で格納されており、これを引き出すことでスタンドアロンで自立する。
スタンドは、本体から引き出して伸ばし、マグネットで穴に固定するという原始的な方法での固定となるが、レバーやボタンを操作する必要がない分、破損の心配もなく、すばやく固定できるため、かえって使い勝手がいいと感じる。
拡張ドックでさらに便利
本体背面にはキャップが付いている。外すと拡張ドック用のポートが出現する。
専用の拡張ドック「Rear Dock」(実売価格およそ6000円)を装着することで、フルサイズのUSB端子とHDMI端子を利用できるようになる。
単体ではMicro-HDMI、VGA、USB Type-Cでの出力となるが、フルサイズのUSB端子とHDMI端子が利用できれば、「Amazon Fire TV」などスティック状の動画ストリーミングデバイスや、WindowsをOSに採用するスティックPCでの利用も視野に入ってくるだろう。
クリエイターやカメラマンに最適
サイズは本体のみでおよそ幅382×奥行き12×高さ245mm、カバー装着時でおよそ幅389×奥行き14.7×高さ250mmとおおむね薄型の15型クラスのノートPCと同等。重量は本体がおよそ1064g、スタンドがおよそ282g、カバーがおよそ290gと、 こちらもノートPCクラスだ。
薄型のノートPCと合わせて持ち運び、外出先でのサブモニターとしての利用のほか、職場や自宅で気軽に移動できる小型モニターとしても利用できるだろう。
実売価格は写真で紹介しているタッチパネル/ノングレア仕様の「On-Lap 1503I」がおよそ5万2000円ほど、タッチなし/グレア仕様の「On-Lap 1503H」が4万円ほど。いずれIPSパネルを採用し、解像度は1920×1080ドット。写真編集やCC系のソフトウェアで利用するのにも最適だ。同等の性能を持つ据え置き型ディスプレーと比較するとどうしても多少割高にはなるが、そもそも「携帯できる高品質なモニター」自体が珍しい製品のため、特に外出先で環境の拡張を求めているユーザーにとってはいい選択肢になるのではないだろうか?
Image from Amazon.co.jp |
GeChic On-Lap 1503I 15インチ フルHD タッチパネル搭載 モバイルモニタ ON-LAP |
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GeChic リアドック On-Lap 1503シリーズ用 スティック型PC接続アダプタ |
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