6.8型ディスプレーを搭載するのが、最大の特長にして最大の魅力のASUS「ZenFone 3 Ultra」がついに発売された。ほとんどタブレットとも言えるこのサイズだが、「Xperia Z Ultra」が人気となるなど、熱心なファンが多いジャンルでもあるのだ。詳細なレビューはあらためてお届けする予定だが、今回はまず写真を中心に見ていこう。
スマホとしては非常に大きいが、タブレットとも違う
そんなサイズに魅力を感じるなら買い!
6.8型という画面サイズの数字だけを見ると、7型タブレットとほとんど変わらないのでは? と考える人もいるかもしれない。ただ、ZenFone 3 Ultraのサイズは93.9×186.4×6.8mm。最近主流の16:10のディスプレーを搭載する7型タブレットの場合、横幅は100mmオーバーが一般的なので、サイズ感は確実に違いがある(8型タブレットではさらに120mmオーバー)。
とはいえ、大型の端末であることは間違いなく、通常のスマホとは異なる使い方、持ち方が前提となる。ちなみにXperia Z Ultraとは違い、ストラップホールはないので本体だけではストラップはつけられない。
主なスペックは、フルHD(1080×1920ドット)解像度の6.8型液晶、Snapdragon 652(1.8GHz、オクタコア)、4GBメモリー、32GBストレージ、23メガカメラ(イン8メガ)、指紋センサー、4600mAhバッテリー(Quick Charge 3.0対応)、Android 6.0など。CPUのSnapdragon 652はミドルクラスと思われそうだが、高性能側の4コアはCortex-A72ベース。Antutu Benchmarkの結果も8万弱と、少し前のフラグシップ級ということで、性能的に不満を感じる場面はあまりないだろう。
ネットワークでは2波のキャリアアグリゲーションやau VoLTEに対応。さらに4G+3GのデュアルSIMデュアルスタンバイにも対応するなど(ただし片方のSIMスロットはmicroSDと排他)、最新のSIMフリースマホならではの仕様となっている。
今回の実機はグレーのカラバリで、Zenシリーズ特有の同心円模様もなく、ビジネスユーザーにも向いているという印象。他にシルバーとローズゴールドも用意されている。価格は税抜5万9800円。
ASUS「ZenFone 3 Ultra」の主なスペック | |
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ディスプレー | 6.8型IPS+液晶 |
画面解像度 | 1080×1920ドット |
サイズ | 約93.9×186.4×6.8mm |
重量 | 約233g |
CPU | Snapdragon 625 1.8GHz(オクタコア) |
メモリー | 4GB |
ストレージ | 32GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大2TB) |
対応ネットワーク | LTE:1/3/5/7/8/18/19/20 /26/28/38/40/41 W-CDMA:1/2/5/6/8/19 4バンドGSM |
DSDS(4G+3G) | ○ |
CA対応 | ○(2CC) |
au 4G LTE | ○ |
OS | Android 6.0 |
カメラ画素数 | リア:23メガ/イン:8メガ |
バッテリー容量 | 4600mAh |
指紋センサー | ○ |
SIM形状 | nanoSIM×2 |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | シルバー、グレー、ローズゴールド |
価格(税抜) | 5万9800円 |
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