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360度VRでフルダイブなラノベサービス爆誕へ

2016年12月10日 09時00分更新

北島:そこかしこで「また来年も~」というお話もありますが、年末の感じきてますかね。

鈴木:忘年会とか予定ぜんぜん入れてないんですよね。

北島:そういえば少しは増えてきているのかも。それこそそちらはお誘いいっぱいなんじゃ?

鈴木:逆ですねー。個人的なお誘いがなく、学生時代の友達とかも含めて……なんだろ、年取ったのかな? イベントベースではかなーりきておりますが。

北島:ASCIIは忘年会など季節イベントでの飲み会とかほとんどないですものね。

鈴木:年末進行で忙しいので、忘年会を企画して新年会になるケースがほとんど、下手すれば2月に新年会とかあったな。

北島:あれ、なんか悲しくなってきた。

ベンチャーの祭典Infinity Ventures Summitに行ってきた!

北島:さてIVS 2016 Fall KyotoのLaunch Pad行ってきました。本戦の内容はそもそも映像配信されているので結果も出てますが、ASCII STARTUPのイチオシ記事1回目だった建機の世界的マーケットプレイスを手がけるSORABITOが優勝獲得ということで、感慨深いですね。当日は新たにオークション事業の発表もありました。

鈴木:おおおおー、すごい! いち早く連載のイチオシ!記事にしていましたからね。

北島:Tech in Asiaとかでも賞とってるんですよねここ。会場で会ったときも、「優勝したい!」と青木さん言ってたけど、本当に優勝するものなのねと。過去記事見てもらえばわかりますが、手堅いですよ。

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北島:ちなみに今回のラインアップは1位オールストッカー(SORABITO)、1位ポケットマルシェ 、3位LEAP(sesk) 、4位LENDY(クレジットエンジン)、5位フォトラクション(CONCORE'S)という形です。ご存じのところが多いかな。

鈴木:ポケットマルシェはご紹介で知りましたが、おもしろかったのですぐに記事にしてました。フォトラクションはデジハリのG's ACADEMY TOKYO出身になります!

北島:それぞれ詳しくはレポート記事でも取り上げますが、個人的にはLEAPが気になりました。袋農法とセンシングで従来の農業ビジネスとはまったく別の形のビジネス展開で、最初からグローバル志向なところがいいですね。一部の都内有名スーパーでもすでに取扱中とのこと。

鈴木:なんだか農業や建築関連などの受賞が多い会だったんですね。

北島:いえ、セキュリティからはじまって、中小向け金融サービスLENDYなどもあって、さらには採用やVR、ハードウェアと多彩な感じでした。見てる人は楽しかったんじゃないかなと。で、ここからはこんなのあったシリーズということで。問題の写真から。

鈴木:下の写真を見ただけでも、これは気になります! どんなサービスなんですか?

北島:VR×ラノベで展開するフルダイブノベルのサービス展開を予定しているMyDearestです。音楽からすべてオリジナルのコンテンツを展開する形で、電子書籍とは全く違うフルダイブの読書体験にしたいとのことですよ。

鈴木:そして、おもいっきり弊社作品が並びまくっていますが、これは?

北島:電撃文庫でもおなじみストレートエッジの三木さんが関わってるのでこうなってます。

鈴木:おおお、まさかの三木さん登場。自らベンチャーを立ち上げただけでなく、ベンチャーシーンに乗り込んできたわけですね。

北島:京都のホールにいたはずなのに、ここはベルサール秋葉原かな?と。「オタクワールドに引き込みたい。僕がもやはVR」という岸上健人代表の名言(?)も良かったです。

鈴木:このスライドだけ見ると、何のイベントなのかわからないですね。

北島:あとは、まだ大阪地域だけのiQra-channel(イクラちゃんねる)。不動産の売買情報を、地域の不動産会社にメリットのある形で集めるんですよ。人出とか業界慣習とかレインズでの入力まで至らない問題を解決するための、集まらない情報を集めるサービスです。

鈴木:きわどい名前に感じましたが、メリットある形とは?

北島:ネットに弱い地域の不動産会社に代わってウェブで集客します。3ヵ月以内の問い合わせ反響は無料だけど、それ以降は1件5000円のフィーをいただくという。BtoBtoCでの情報提供がキモですね。

鈴木:おもしろいカタチのフリーミアムモデルですね。

北島:下記のような形で生の売買情報が掲載されていること自体、ユーザー的にもメリットになりますよね。

北島:あとはOrpheでおなじみノーニューフォークスタジオも登場。センサーを活用した歩行指導を行うスマートヒールのサービス開発に着手ということで、こちらも期待。

鈴木:アートや広告領域では活躍していましたが、次のチャレンジに踏み出したと。

ベンチャーと言えど、ジャケット着用イベントもあり

鈴木:今日はIVS祭りですが、鈴木からもひとつだけ“CSAJ Startup Demo Day 2nd”に行ってきました。

北島:しぶーい! 良いですよ~。これ、説明必要ですね。

鈴木:コンピュータソフトウェア協会の支援するベンチャーイベントなのですが、これがまた質実剛健なイベントで、スーツ着用です。

北島:着用マストというのがいいね。

鈴木:去年も参加したんですが、パーカーで来てましたよねと、参加者のベンチャーさんに突っ込まれました。

北島:どんなベンチャーが登場したんですか?

鈴木:気になったのは『円簿インターネットサービス』で、いわゆるクラウド会計ソフト。

北島:円簿?

鈴木:そうです。円簿クラウドという、中小個人事業者向けの業務ソフトを無料で提供しています。

北島:既存のクラウド会計と何が違ってるんです? そして無料……!?

鈴木:違うところは、無料。データ活用、広告モデルでやっているそうです。

北島:は~。どう考えてもレッドオーシャンに見えますが、まだまだやりようはあるんですかね。

鈴木:ベテラン経営者のベンチャーが多かったのですが、この人がわたくしのことをパーカーって言って人です。登壇は去年だったのですが、ブースを出していました。

北島:ベテラン勢が多かった会場にも、スタートアップな空気感があったと。

鈴木:ここだけホーム感がありました。外食やコンビニで買える健康的な低カロリーメニューとマッチングするサービス『Mealthy』を開発運営しています。いまは飲食店の開拓を推し進めているとのことです。コンビニや有名チェーンだけでなく、美味しくて低カロリーなお得なメニューが見つかるかもしれないと注目したいですね。ってか、鈴木代表もふだんは赤パーカーなはずなんだけどなぁ。

がちっと関西で広報イベントに登壇

北島:普段そんなに遠出しないので、改めてこの「来週の~」コーナーむちゃ振りなんだと個人的に思ったりしました。さて、来週はいかがでしょうか?

鈴木:来週はまたもや、大阪に行ってきます。メディア戦略カンファレンスに登壇してきます。

北島:なるほど言い方がかっこいい。

鈴木:ほかにクローズドなイベントにも行ってきますので、来週もどこかで会いましょう。

今週のひと言
鈴木:さくらインターネットさん、20年おめでとうございます。いつも凝ったお歳暮などありがとうございます。
北島:DSC-RX100M5、買いました! ちょーたのし~です。

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