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スマホメーカー栄枯盛衰~山根博士の携帯大辞典 第20回

「世紀の大失敗」を犯したHTCの改善施策 Oneシリーズ&Viveへの期待

2016年12月07日 18時00分更新

 どうも。ちゅーやんです。
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 本日は、ASCII倶楽部で11月27日に公開した「『世紀の大失敗』を犯したHTCの改善施策 Oneシリーズ&Viveへの期待」を紹介します。


 Windows Mobile時代から多数のスマートフォンを手掛けてきた台湾のHTC。

 世界初のAndroid端末も同社の製品でした。高い技術と開発力を持つHTCのスマートフォンは、これまでに数々の名機を生み出してきました。

 前編ではODMとしてはじまり、ついにはAndroidスマホ初号機を出すメーカーになった同社の黎明期から、SNS特化型スマホを出すなどのチャレンジ期までにフォーカス。後編である今回は、現在の同社フラグシップ機の元となった「HTC One」シリーズの登場から現代までを振り返ります。

ラインナップを一新の「HTC One」、失敗を1年で成功に

 2012年2月、Mobile World Congress 2012に合わせてHTCは新世代スマートフォンを発表しました。それが「HTC Oneシリーズ」です。

 モデルはHTC初のクアッドコアCPU(Tegra 3)を搭載したフラグシップの「HTC One X」。HTC史上最薄という7.9ミリ厚ボディーの「HTC One S」。そして、本体下部を曲げたデザイン都市カジュアル感覚で使えるミッドレンジの「HTC One V」の3機種。

 ボディーカラーは黒と白ですが、One Xは白を大きくアピール、スタイルやファッション性をも追及した製品でした。

 0.7秒シャッターやTVへのワイヤレス出力など、新機能を追加するだけではなく、これまで「Desire」「EVO」「Sensation」など、複数の製品名を次々と登場させ、さらにはそのモデル名の下に統一されていない型番を付けたモデルが多数存在する、既存のラインナップを整理する目的もありました。

 HTC Oneシリーズで2012年のHTCは、新たなファン獲得と、既存ユーザーに対しても製品のわかりやすさを提供したのです。


 続きは「『世紀の大失敗』を犯したHTCの改善施策 Oneシリーズ&Viveへの期待」でお楽しみください。

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