コアi7+GTX1070でコスパを実感できる高性能PC
今年はPCゲームの当たり年だが、せっかくのゲームも低画質では臨場感もイマイチ。今年の目玉ゲームを最高の状態で遊べるゲーミングPCといえばゲーマー向けイチオシのGeForce GTX1070を搭載した直販価格 16万4800円(税別)の『NEXTGEAR i650GA7』だ。
「NEXTGEAR i650GA7」の主なスペック | |
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CPU | Core i7-6700K(4コア/8スレッド、4 ~ 4.2GHz) |
グラフィック | GeForce GTX1070(8GB) |
メモリー | 16GB(PC17000 DDR4 8GB×2) |
ストレージ | 480GB SSD、3TB HDD |
インターフェース | DisplayPort出力×3、DVI-D出力、USB3.0×6、USB2.0×4、ギガビットLANほか |
サイズ/重量 | 190(W)×543(D)×450(H)mm/約11kg |
OS | Windows10 Home(64ビット) |
2010~2011年頃の高性能な自作PC(Core i7-2600+GTX480)と実力を比較。ゲームの解像度はフルHDだが、テクスチャーのキレを上げるスケーリングを100%/150%(3K相当)/200%(4K相当)に変えて検証。性能は各段に上がっているので、買い替えを検討している人にも◎。今人気のアクションシューティングゲーム『バトルフィールド1』(以下BF1)も最高画質&フルHDで平均110fps以上。
解像度3K相当でも60fps以上をキープ可能!
この性能なら高速ゲーマー向け液晶も活きる
最新VR用ベンチ『VRMark』でVRの性能を試したところ「Orange」テストでは平均191fps、スコアー8774ポイントと、『HTC Vive』も快適に遊べる評価を獲得。
本機は高性能なCPUと高い描画能力を有すため、エンタメ利用や実務作業も快適だ。 CPUは論理8コア&定格4GHzのCore i7-6700Kなので、特にCPU依存度の高い動画変換系処理が高速。軽めの画像処理でも、ひとつひとつのアクションが旧世代PCよりもテンポ良く進む。Cドライブが480GBのSSDなので、多量の写真や大作ゲームをガンガン入れても大丈夫。旧世代PCよりも省電力かつ高性能な、買って損なしの1台といえる。
画像加工もアクションのひとつひとつが速い
最新CPUとGPUの合わせ技は動画変換に有効
※【検証方法】バトルフィールド1:解像度1920×1080ドット、画質「最高」に設定。スケーリングを100%/150%/200%した時のフレームレートを比較した。テストシーンはシングルプレー用のキャンペーン「LA VITTORIA」におけるフレームレートを『Fraps』で計測。 オーバーウォッチ:解像度1920×1080ドット、画質「エピック」に設定(各項目の内容はi650GA7のデフォルト値に準拠)。レンダー・スケールを100%/150%/200%した時のフレームレートを比較。テストは「King's Row」での対戦時におけるフレームレートを『Fraps』で計測。 Lightroom CC 2015:6000×4000ドットのRAW画像3枚からHDR画像を生成する際の時間を計測。 TMPGEnc Video Mastering Works 6:再生時間3分のAVCHD動画(1080p)をx.264エンコーダーを利用して720pのMPEG4へ変換する時間を計測変換時にフィルター機能で720pに縮小し、高精度ノイズフィルターを適用(範囲小:ディテール保持優先設定)した。フィルター実行にはGPUのCUDAを使用。 【比較対象機の構成】CPU:Core i7-2600(3.4GHz、最大3.8GHz)、マザーボード:ASUS P8Z68-M PRO(インテル Z68)、メモリ-:DDR3-1600 4GB×2、グラフィック:GeForce GTX480、ストレージ:SSDSC2CW240A310(SSD 240GB)、OS:Windows 10 Pro 64bit(Anniversary Update)
ジサトラ的オススメBTO
NEXTGEARのケース設計が変わらない理由を直球で訊いてみた
編集部 いきなりですがこの鉄仮面風のケース、結構長い間使われてますよね?
小林氏(以降敬称略) このケースは2012年から使われているものなんです。
編集部 もうG-Tuneの顔的な存在ですよね。
小林 デザインもそうですが、基本設計もほとんど変えてません。大型のグラフィックボードの搭載を制約しないようにしようとか、CPUやGPUの冷却性能を重視しようというコンセプトはそのままです。ベースになったケースがあるんですが、マウスオリジナルということで、グラフィックボードと前面ファンの間にあるベイを削除したりと、独自要素を加えてます。
ケース前面は取り外し可能
編集部 現在使われているケースと自作PC用のケースはトレンド的に離れているように見えますが、あえてそれをキャッチアップしない理由は何でしょう?
小林 自作PC用のPCケースは買い手が選べるパーツのひとつという側面を持っていますが、このケースは、まず最初に製品としての『NEXTGEAR』の一部であります。パーツとしての完成度ではなく、完成品のPCの一部としての完成度を優先させているのです。
編集部 自作PC用とは最初の立ち位置からして違う、ということですね。
小林 でも最近のPCケースだと配線を表に出さない「裏配線」が主流になっていますが、これは当社でも取り入れてみたい部分ですね。
編集部 NEXTGEARの配線はかなり整然としていますが、裏配線でもっとスッキリさせたいと?
小林 元々配線取り回しなどを検討するグループがいて、エアフローを阻害しない最適な取り回しを考えていますが、裏配線も今後の製品のため検討すべき要素でしょう。
まだ詳しくはお話しできませんが、次期ケースデザインも検討しております。たとえば、ストレージベイはSSD用の2.5インチを充実させたいとか、前面のUSBポートはType-Cがいいかなど、ゲーミングPCの基本を押さえた上で、いろいろ思案中です。細かいことをいえば、今までも世代により側面パネルの通気口だとか、前面USBポートの構成などは変わっているんですよ。
超大型のグラボもOK
編集部 ちゃんと時流にあった改変をしているという訳ですね。NEXTGEARシリーズはコスパの良い構成が売りですが、BTOで購入者が「チョイ足し」する人気のアイテムは何ですか?
小林 まずトップ2は空冷の大型クーラーと簡易水冷クーラーですね。だいたい3割位のお客様に選んでいただいております。元々標準のクーラーでも十分冷えるよう設計していますが、ハイスペックなCPUならもっと冷やしたいというお客様が多いようです。
編集部 最近の重量級ゲームだとCPUも7~8割占有するから、冷却を強化したくなる気持ちもわかりますね。
CPUクーラー強化が人気
小林 他の人気アイテムはBDドライブですね。最近は光学ドライブ非搭載の製品が多 いですが、DVDではなくBDを選ばれる方が多いです。その他は24インチや27インチのフルHD液晶との合わせ買いも人気です。
編集部 初心者だけでなくPCをよくわかっている人も買っている感じですね。これからも我々を圧倒するような出来の製品を期待しています!
(提供:マウスコンピューター)
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