週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

NEXTGEARの変わるぬケースの謎に迫るインタビューも!

GTX1070搭載で16万円台とコスパ最強のゲーミングPC

2016年11月30日 11時00分更新

文● 加藤勝明、編集●ASCII編集部
提供: マウスコンピューター

コアi7+GTX1070でコスパを実感できる高性能PC

NEXTGEAR i650GA7で人気FPSバトルフィールド1を思う存分プレイしよう!

 今年はPCゲームの当たり年だが、せっかくのゲームも低画質では臨場感もイマイチ。今年の目玉ゲームを最高の状態で遊べるゲーミングPCといえばゲーマー向けイチオシのGeForce GTX1070を搭載した直販価格 16万4800円(税別)の『NEXTGEAR i650GA7』だ。

「NEXTGEAR i650GA7」の主なスペック
CPUCore i7-6700K(4コア/8スレッド、4 ~ 4.2GHz)
グラフィックGeForce GTX1070(8GB)
メモリー16GB(PC17000 DDR4 8GB×2)
ストレージ480GB SSD、3TB HDD
インターフェースDisplayPort出力×3、DVI-D出力、USB3.0×6、USB2.0×4、ギガビットLANほか
サイズ/重量190(W)×543(D)×450(H)mm/約11kg
OSWindows10 Home(64ビット)

 2010~2011年頃の高性能な自作PC(Core i7-2600+GTX480)と実力を比較。ゲームの解像度はフルHDだが、テクスチャーのキレを上げるスケーリングを100%/150%(3K相当)/200%(4K相当)に変えて検証。性能は各段に上がっているので、買い替えを検討している人にも◎。今人気のアクションシューティングゲーム『バトルフィールド1』(以下BF1)も最高画質&フルHDで平均110fps以上。

解像度3K相当でも60fps以上をキープ可能!

BF1はレンダリングスケールを100%より上にすると、映像のキレが段違いに向上する。さすがに4K相当は厳しいが、スケール150%(WQHD以上)なら十分快適だ

この性能なら高速ゲーマー向け液晶も活きる

展開が速く人気の『オーバーウォッチ』ではスケール100%で高リフレッシュレートの限界まで 攻められるNEXTGEAR -i650GA7が圧倒的に有利

 最新VR用ベンチ『VRMark』でVRの性能を試したところ「Orange」テストでは平均191fps、スコアー8774ポイントと、『HTC Vive』も快適に遊べる評価を獲得。

 本機は高性能なCPUと高い描画能力を有すため、エンタメ利用や実務作業も快適だ。 CPUは論理8コア&定格4GHzのCore i7-6700Kなので、特にCPU依存度の高い動画変換系処理が高速。軽めの画像処理でも、ひとつひとつのアクションが旧世代PCよりもテンポ良く進む。Cドライブが480GBのSSDなので、多量の写真や大作ゲームをガンガン入れても大丈夫。旧世代PCよりも省電力かつ高性能な、買って損なしの1台といえる。

画像加工もアクションのひとつひとつが速い

Lightroomで3枚の画像 からHDR映像を生成する時間を比較。それほどCPUやGPUを使わない作業でも、旧世代PCよりもキビキビ動作する

最新CPUとGPUの合わせ技は動画変換に有効

1080pのAVCHD動画を 720pのH・264で出力。フィルターにGPUパワーが効くため、旧世代PCのほぼ半分の時間で処理が終了した

【検証方法】バトルフィールド1:解像度1920×1080ドット、画質「最高」に設定。スケーリングを100%/150%/200%した時のフレームレートを比較した。テストシーンはシングルプレー用のキャンペーン「LA VITTORIA」におけるフレームレートを『Fraps』で計測。 オーバーウォッチ:解像度1920×1080ドット、画質「エピック」に設定(各項目の内容はi650GA7のデフォルト値に準拠)。レンダー・スケールを100%/150%/200%した時のフレームレートを比較。テストは「King's Row」での対戦時におけるフレームレートを『Fraps』で計測。 Lightroom CC 2015:6000×4000ドットのRAW画像3枚からHDR画像を生成する際の時間を計測。 TMPGEnc Video Mastering Works 6:再生時間3分のAVCHD動画(1080p)をx.264エンコーダーを利用して720pのMPEG4へ変換する時間を計測変換時にフィルター機能で720pに縮小し、高精度ノイズフィルターを適用(範囲小:ディテール保持優先設定)した。フィルター実行にはGPUのCUDAを使用。 【比較対象機の構成】CPU:Core i7-2600(3.4GHz、最大3.8GHz)、マザーボード:ASUS P8Z68-M PRO(インテル Z68)、メモリ-:DDR3-1600 4GB×2、グラフィック:GeForce GTX480、ストレージ:SSDSC2CW240A310(SSD 240GB)、OS:Windows 10 Pro 64bit(Anniversary Update)

ジサトラ的オススメBTO

ゲーム好きならi650GA7とBTOで4万900円(税別)にて購入できる144Hz対応の27インチ液晶『ProLite GB2788HS』がオススメ。GTX1070クラスのGPUになると、高リフレッシュレート液晶に出力するとゲーム画面が段違いになめらかに見えるようになる

NEXTGEARのケース設計が変わらない理由を直球で訊いてみた

G-Tuneファンが抱くこの疑問を、コンシューマ営業統括部 コンシューママーケティング室の小林俊一氏にぶつけてみた

編集部 いきなりですがこの鉄仮面風のケース、結構長い間使われてますよね?

小林氏(以降敬称略) このケースは2012年から使われているものなんです。

編集部 もうG-Tuneの顔的な存在ですよね。

小林 デザインもそうですが、基本設計もほとんど変えてません。大型のグラフィックボードの搭載を制約しないようにしようとか、CPUやGPUの冷却性能を重視しようというコンセプトはそのままです。ベースになったケースがあるんですが、マウスオリジナルということで、グラフィックボードと前面ファンの間にあるベイを削除したりと、独自要素を加えてます。

ケース前面は取り外し可能

フロントパネルのヒンジ部分を分離することで、シンプルな外観に変更も可能。ヒンジの穴を埋めるパーツもちゃんと同梱されている用意周到さに脱帽

編集部 現在使われているケースと自作PC用のケースはトレンド的に離れているように見えますが、あえてそれをキャッチアップしない理由は何でしょう?

小林 自作PC用のPCケースは買い手が選べるパーツのひとつという側面を持っていますが、このケースは、まず最初に製品としての『NEXTGEAR』の一部であります。パーツとしての完成度ではなく、完成品のPCの一部としての完成度を優先させているのです。

編集部 自作PC用とは最初の立ち位置からして違う、ということですね。

小林 でも最近のPCケースだと配線を表に出さない「裏配線」が主流になっていますが、これは当社でも取り入れてみたい部分ですね。

編集部 NEXTGEARの配線はかなり整然としていますが、裏配線でもっとスッキリさせたいと?

小林 元々配線取り回しなどを検討するグループがいて、エアフローを阻害しない最適な取り回しを考えていますが、裏配線も今後の製品のため検討すべき要素でしょう。

 まだ詳しくはお話しできませんが、次期ケースデザインも検討しております。たとえば、ストレージベイはSSD用の2.5インチを充実させたいとか、前面のUSBポートはType-Cがいいかなど、ゲーミングPCの基本を押さえた上で、いろいろ思案中です。細かいことをいえば、今までも世代により側面パネルの通気口だとか、前面USBポートの構成などは変わっているんですよ。

超大型のグラボもOK

30センチを超える超ロングサイズのグラボも格納でき、さらにフロントファンの風がグラボを直撃する理想的配置。配線も効果的にまとめてある点が◎

編集部 ちゃんと時流にあった改変をしているという訳ですね。NEXTGEARシリーズはコスパの良い構成が売りですが、BTOで購入者が「チョイ足し」する人気のアイテムは何ですか?

小林 まずトップ2は空冷の大型クーラーと簡易水冷クーラーですね。だいたい3割位のお客様に選んでいただいております。元々標準のクーラーでも十分冷えるよう設計していますが、ハイスペックなCPUならもっと冷やしたいというお客様が多いようです。

編集部 最近の重量級ゲームだとCPUも7~8割占有するから、冷却を強化したくなる気持ちもわかりますね。

CPUクーラー強化が人気

CPUクーラーをサイドフローや簡易水冷にするのが人気。標準装備のままで高負荷な作業をしても過熱の心配 はないが、より安心感が欲しい人にオススメ

小林 他の人気アイテムはBDドライブですね。最近は光学ドライブ非搭載の製品が多 いですが、DVDではなくBDを選ばれる方が多いです。その他は24インチや27インチのフルHD液晶との合わせ買いも人気です。

編集部 初心者だけでなくPCをよくわかっている人も買っている感じですね。これからも我々を圧倒するような出来の製品を期待しています!

(提供:マウスコンピューター)

●関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう