LINEの通知やセカンドタイムゾーンの表示もOK!
文字盤の針は長針と短針と、サブアイと呼ばれるインダイヤル(文字盤の右側)に表示用の針を装備している。時計としては長針と短針でのアナログ表示だが、スマホとの連携したメールやLINEなどの通知もこの長針と短針で表示し、それにサブアイを組み合わせて達成量などの情報が確認できる。
たとえばアプリからの通知機能。スマホアプリの「DieselOn」から、時計本体へと通知を送れるアプリが最大6つまで設定可能。6つのアプリには、文字盤の時刻の「1から12までの数字」が設定できる。通知があるとサブアイの表示が「ALERT」に切り替わり、バイブレーションとともに長針と短針が設定した数字を指し示す。
自分が「どの数字にどのアプリ」を設定したか覚えておく必要はあるものの、慣れてくると「メールの着信」や「最新ニュースが更新された」といった情報が時計をみただけでわかるようになる。
また、スマホに登録してあるアドレスから、特定のユーザーを6名までピックアップして、着信設定も可能。アプリからの通知と同じく文字盤の数字が指定できるので、誰から着信があったかスマホを見ないでも分かるようになっている。
本体右側面には3つのファンクションボタンが用意されており、一番上のボタンは最後に受けた通知を再表示する機能が割り当てられている。着信時にその場で確認できなくても、あとからチェックできるので安心だ。
中央にあるリュウズ型のファンクションキーには複数の機能が割り当てられており、一回押すとサブアイが「TIME2」の表示になり、長針と短針がアプリで設定したセカンドタイムゾーンの時刻表示に数秒切り替わる。海外旅行中や外国とのやりとりが多いユーザーにはうれしい機能。
また2回連続で押すとサブアイが「DATE」を表示し、長針が日付、短針が曜日を指し標す。さらに中央ボタンの長押しで、アプリで設定した時刻のアラームをオンにできる。
いちばん下のファンクションボタンはユーザーが機能を割り当てられるようになっている。割り当てられる機能は「スマートフォンを鳴らす」、「ミュージックコントロール」、「写真を撮影」、「目標のトラッキング」の4つ。
自室でスマートフォンを見失いがちという人は「スマートフォンを鳴らす」に設定しておけば、ボタンひとつでスマホのアラームが鳴らせるので、すぐに見つけられる。またスマホで音楽を聴く場合は、スマホを取り出さなくても時計のファンクションキーで、曲送りなどができるので便利だ。
スマホとしては、アクティビティトラッカーとしても活用できる。時計本体で計測できるのは歩数と睡眠の2つだけだが、専用アプリの「DieselOn」から測定結果がチェックできるほか、「ヘルスケア」などのアプリと連携にも対応している。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう