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FREETEL、6ヵ月後に残債無しで機種変できる「スマートコミコミ」 「Priori 4」も発表

2016年11月21日 21時50分更新

 FREETEL(プラスワン・マーケティング)は「FREETEL World 2016 Fall/Winter 2」を開催。購入から半年後に新機種への乗り換えが可能な「スマートコミコミ」や新製品のSIMフリースマホ「Priori 4」などを発表した。

発表会にはCMでおなじみの佐々木希さんのほか、天野ひろゆきさん、どぶろっくも登壇

端末+SIMでコミコミの「スマートコミコミ」は
半年後に新機種に乗換可能 壊してしまってもOK!

 まず、「スマートコミコミ」は、SIMフリースマホの割賦代金に基本使用料、データ通信、国内通話定額(1回5分までかけ放題)がセットになったプランで、最も安価な「Priori 3 LTE」の選択時は税抜月1590円~で利用が可能。最新のフラグシップ機「SAMURAI KIWAMI 2」でも税抜月3570円~。なお、この料金は契約から1年間の料金で、2年目は税抜1000円プラスとなる。

全部入りで税抜月1590円から

 「スマートコミコミ」の特徴と言えるのが「とりかえ~る」と題された、半年後以降に残金を支払う必要がなく、最新機種に機種変更できるサービス(旧端末は回収される)。旧端末を壊してしまった場合でも、1年後以降であれば同様に残金を支払うことなく、同様に機種変更が可能なのが特徴的だ(1年未満の場合は新品価格の20%の支払いが必要)。

たとえ壊してしまっても、1年経過以降は残債の支払いは不要

 機種変更する新機種については、現状は当然ながらFREETEL製スマホのみ選択できるのだが、来年以降の予定として、他社製スマホも計画しているという。発表会ではASUS/ファーウェイ製スマホの写真が表示されたが、これはあくまでSIMフリースマホの代表的な人気端末だからのようだ。

来年は他社製スマホに乗り換え可能に?

税抜1万4800円の新SIMフリースマホ「Priori 4」
エントリークラスの性能も4000mAhバッテリーが魅力!

 一方の新製品は、FREETELの中でも低価格モデルの「Priori」シリーズの「Priori 4」。HD解像度の5型液晶にMediaTek製クアッドコアCPUとエントリークラスの性能だが、価格は1万4800円であることに加え、4000mAhと大容量バッテリーを搭載するのが特徴的。

新エントリー機「Priori 4」。大容量バッテリーが魅力だ

基本的にはごくごくシンプル

 そのほかのスペックは、2GBメモリー、16GBストレージ、8メガカメラ(イン5メガ)など。OSはAndroid 6.0だが、来春に7.0へのアップデートを予定している。カラバリはマットブラック、シルバー、パープル、ピンク、グリーン、ブルーで、パッケージにはこの6色のすべての背面カバーが同梱され、その日の気分に合わせて交換できるのもアピールポイントである。

6色の背面パネルは標準で付属

「極2」と「雷神」、SIMフリールーターが
年末~来年にかけて次々と発売

 SIMフリー端末では、すでに公開済みの製品の発売日が発表されている。

 新フラグシップ機「SAMURAI KIWAMI(極) 2」は12月22日発売で、価格は税抜4万9800円。予約受付もすでに開始されている。WQHD解像度の5.7型有機ELに、MediaTek製の10コアCPU、4GBメモリー、64GBストレージ、16メガカメラ(イン8メガ)、3400mAhバッテリーなどを搭載。キャリアアグリゲーションや4G+3GのデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)にも対応する文句なしの性能だ。OSは当初はAndroid 6.0だが、来春に7.0にアップデート予定。

10コアCPUなど、高スペックながら税抜4万9800円の「SAMURAI KIWAMI 2」

SAMURAI REIとよく似た、メタル筐体の薄型端末だ

 「SAMURAI RAIJIN(雷神)」は、来年1月27日発売。税抜2万9800円と極2よりも購入しやすい価格ながら、フルHD解像度の5.5型液晶、MediaTek製の8コアCPU、4GBメモリー、64GBストレージ、16メガカメラ(イン8メガ)といったなかなかのスペック。さらに5000mAhとスマホ最大級のバッテリーを搭載し、183gとそれほど重くないのが特長となる。キャリアアグリゲーションやDSDSにはこちらも対応。OSも最初からAndroid 7.0だ。

なんと5000mAhバッテリーの「SAMURAI RAIJIN」

背面はプラスチックだが安っぽさはない。ほぼフルスペック+5000mAhバッテリーで税抜2万9800円の価格はうれしい

 「ARIA 2」は、税抜1万1800円という安価なモバイルルーターで12月2日の発売。ドコモ/au/ソフトバンクの主要バンドに対応する。110gの重量ながら、17時間の連続通信が可能。また、バッテリーパックの交換にも対応している(追加バッテリーは税抜1980円)。

1万円強で購入できるモバイルルーター「ARIA 2」

バッテリー交換も可能だ

来年にはリアル店舗200店を展開
CM出演の佐々木希さんがネタにされる場面も

 発表会では、リアル店舗の「フリーテルショップ」の展開を報告。端末の販売や新規契約ができるにとどまらず、修理対応を行なうなど、キャリアショップに近いものを目指す。年内に1号店をオープンするほか、1年後には200店舗規模に拡大するなど、野心的な計画が紹介された。

本格的な拡販に欠かせないリアル店舗を一気に展開する予定だ

 さらにJALとの提携では、北京/上海発の機内で訪日外国人にSIMを無料で配布。WeChatの決済サービスで料金をチャージすることですぐに利用可能になるというサービスが紹介された。アンケート結果でも好評で、拡大も検討中とのことだ。

JAL機内でSIMを配布するという新しい取り組みも

 発表会にはFREETELのテレビCMでおなじみの佐々木希さんのほか、天野ひろゆきさん、お笑いコンビのどぶろっくも登場。佐々木希さんの交際報道と「とりかえ~る」に絡めて、「もしかしてだけど、俺に乗り換えたいんじゃないの」とネタにされる場面もあった。

トークコーナーでは結構いじられまくっていた佐々木希さん

  SAMURAI KIWAMI 2 SAMURAI RAIJIN Priori 4
価格(税抜) 4万9800円 2万9800円 1万4800円
ディスプレー 5.7型有機EL 5.5型液晶 5型液晶
画面解像度 1440×2560ドット 1080×1920ドット 720×1280ドット
CPU MediaTek Helio X20
MT6797 2.3GHz×2
+2GHz×4
+1.4GHz×4(10コア)
MediaTek MT6750T
1.5GHz+1GHz
(オクタコア)
MediaTek MT6737
1.3GHz
(クアッドコア)
内蔵メモリー 4GB 4GB 2GB
内蔵ストレージ 64GB 64GB 16GB
OS Android 6.0
(→7.0予定)
Android 7.0 Android 6.0
(→7.0予定)
LTE対応バンド 1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/28 1/2/3/5/8
/18/19/28/41
DSDS対応 ×
CA対応 ○(2CC) ○(2CC) ×
カメラ画素数 リア16メガ
/イン8メガ
リア16メガ
/イン8メガ
リア8メガ
/イン5メガ
バッテリー容量 3400mAh 5000mAh 4000mAh
指紋センサー ×
SIM形状 nanoSIM×2 micro+nanoSIM micro+nanoSIM
カラバリ メタルシルバー シルバー、マットブラック、マットブルー マットブラック、シルバー、パープル、ピンク、グリーン、ブルー(6色同梱)
発売時期 12月22日 1月27日 1月27日

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