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SIMロックされたドコモ版で格安SIMを使うXperiaテク

2016年11月16日 10時00分更新

 Xperiaのキャリア版を海外キャリアのプリペイドSIMや日本の格安SIMで利用するには、SIMロックが解除されていれば問題なく利用できます。ただしSIMロックを解除していなくてもドコモ版のXperiaなら、ドコモ回線を使った格安SIMが利用可能です。

 ただしモバイルデータ通信を使うためには、APNなどの接続設定を自分でする必要があります。APNの設定は設定リの「無線とネットワーク」にある「その他の設定」を開きます。 次に「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」とタップしていきます。

設定アプリのメニューから「その他の設定」をタップ

「その他の設定」には「テザリング」や「VPN」の設定も用意されている

アクセスポイント名でAPNを設定する

 「APN」には利用可能なアクセスポイントが一覧で表示されますが、通常ドコモ版などキャリアが販売しているXperiaの場合、APNはキャリア専用の設定しか用意されていません。そこで画面右上の「+」ボタンをタップして、格安SIM用の設定を追加します。

標準ではドコモ版のXperiaにはspモードの設定のみ登録されている

 アクセスポイントの編集はかなり多くの項目が用意されていますが、基本的には「名前」、「APN」、「ユーザー名」、「パスワード」など数ヵ所を設定するだけ。すべての項目を設定する必要はありません。入力内容は格安SIMの公式サイトなどに記載されているので、参照しましょう。

項目をタップすると入力ウィンドーが開く

格安SIMの公式サイトなどで入力内容を確認して、設定項目を埋めていく

 ひととおり項目を設定したら、画面右上のメニューボタンをタップして「保存」を選べば設定完了です。あとは「APN」に追加したアクセスポイントが追加されているので、チェックボックスをタップして設定を切り替えます。

最後にメニューから保存する

追加したアクセスポイントに切り替える

 これで格安SIMでもモバイル通信ができるようになります。もし通信できないときは、タイプミスなどで入力した内容が間違っているケースが多いので、再度確認してみましょう。ちなみにいったん入力してしまえば、本体をリセットしない限り設定は保存されています。

 SIMフリー端末でなくてもドコモ版のXperiaで格安SIMにチャレンジできるので、興味のある人はお試しあれ!!

※Xperia Z5 Premium SO-03H/Android 6.0で検証しました。

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