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コミカルな職業体験

2050年の仕事は人に物をぶちまけるのが普通!? VRゲーム「Job Simulator」

2016年11月14日 15時21分更新

 今回紹介するのはVRでオフィスワークなどの仕事を体験できる「Job Simulator」だ。Job Simulatorの舞台は2050年人類がやっていた仕事はすべて、ロボットがこなすようになっており、そんなロボットだらけの社会で人間が「職業体験」をする設定だ。

 実際にその職業のことがよく分かるというタイプの精緻なシミュレーションではなく、身の回りにあるものすべてを触って遊ぶことのできるコミカルな内容になっている。そのため普段仕事で疲れたりうんざりしてる人でも心置きなく楽しむことができる。

 用意されている職業は「オフィス」「コンビニ」「ファミレス」「ガレージ」の4つで自由に選択できる。

 オフィスではドーナッツを食べたりコーヒーを飲みながらパソコンにむかい仕事をこなしていく。隣の同僚にモノを投げると苦情を付けてきたり、腐ったドーナッツを食べると吐き出すなど、業務に関係ないところまでリアルに再現されている。

 コンビニでは接客対応を体験できる。来店するお客様は寛大なのでお釣りを投げて渡したり、ジュースをぶちまけたり、床に落としたホットドッグを売っても文句は言ってこないためやりたい放題できる。現実世界ではできない接客が可能だ。そんな現実世界では体験できない接客を体験することができる。

 他にもファミレスではつまみ食いしながら料理を作ったり、ガレージではお客様の自動車を好き放題に修理したりすることが体験できる。

 Job SimulatorはHTC Viveが発売された当初から人気の高いタイトルで、最近リリースされたアプリと比較しても遜色ないくらいの面白さである。目に入るもののほとんどを掴むことができ、それを投げたり遊んだりすることが出来る完成度の高さは折り紙付きだ。ただしワープ移動などが出来ないため、狭い部屋でプレイする際は遠くのオブジェクトに手が届かなかったりする場合があり注意が必要。

 同ソフトはHTC Vive向けに、海外ではPlayStation VR向けにも配信されている。またOculus Riftについては、手の動きをトラッキングする専用コントローラー「Oculus Touch」のローンチタイトルとなることが明らかにされている。

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