オンキヨー&パイオニアイノベーションズは、11月11日、ハイレゾ配信サイト“e-onkyo music”の事業説明会を発表した。
2005年8月にスタートしたe-onkyo musicは、今年でサービス開始11周年。既報の通り、毎月11日を“e-onkyo musicの日”として各種キャンペーンを実施する。11は「いい」と読み、11周年に加えて「いい音」と「いい年」といった意味を込めている。キャンペーンは11月11日に開始しているが、初回ということもあり、終了は11月14日(月)と長めに設定している。
今回は、ポイントアップやプレゼントといった企画を展開する。また、“ミュージックラバー・ミーツ・ハイレゾ”をコンセプトにYouTubeに公式チャンネルを開設。TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND、ChouCho、Suara、Do as Infinity、中村あゆみ、井筒香奈江など、6組のアーティストによる11周年とe-onkyo musicの日の制定を記念したコメントが掲載されている。
11年で売上は16倍に
オンキヨー&パイオニアイノベーションズ ネットワークサービス事業本部 コンテンツ部長の畑光史氏によると、同サイトの配信楽曲数は2011年から6年で17倍に拡大。2016年11月時点で約26万曲を揃えるという。配信レーベル数は約1100、2015年度の売上高は2011年度と比べて16倍に伸長したとする。
また、新たな取り組みとして、英メトロポリススタジオとのコラボレーションによる「3Dハイレゾ楽曲」の配信もスタートした。ヘッドフォンリスナー向けたもので、バイノーラル録音した音源「3D Binaural Sessions at Metropolis Studios」を96kHz/24bitのWAVとFLACで配信する。価格はアルバム1800円(単曲500円)。収録の様子は10月22日~23日のヘッドフォン祭でもブース内の動画で紹介されていたが、ダミーヘッドマイクをヒモで吊り下げて高速回転させながら録音したりと、録音方法も工夫しているようだ。
「最初に聞いた際に、思わずスゲェと叫んでしまったほどのでき」とのこと。
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