ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンは11月8日、加熱式タバコのブランド「glo」を世界に先駆け日本で立ち上げ、12月12日より仙台市限定でたばこ用デバイスの「gloスターターキット」(以下、glo)と、glo専用タバコ製品として「ケント・ネオスティック」3製品を発売すると発表した。また、新製品発表会を開催し、gloがお披露目された。
新製品発表会では、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン 代表執行役員 社長のロベルタ・パラツェッティ氏が登壇。ロベルタ氏は世界に先駆け日本でgloブランドを立ち上げた理由として、日本人の衛生意識と周囲への配慮の意識の高さや、新しいモノへの好奇心の高さを挙げた。また、日本人の消費者がタバコに求めるイノベーションについて、デザイン性や健康への影響、使いやすさ、周りへの迷惑、味などを挙げたうえで、gloについてアピールした。
一体型でワンタッチで使用でき、1日中使える
gloは、ケント・ネオスティックをglo独自のアドバンスト・ヒート・テクノロジーで加熱し、発生する霧状のベイパーを吸うことができる加熱式タバコ。ケント・ネオスティックを差し込み、ワンタッチでシンプルに楽しめるほか、ニオイが少なく、有害物質をおよそ90%削減しながら、しっかりとした味わいを実現したという。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン 執行役員 副社長 マーケティング担当の林 健太郎氏によると、試作品を試してもらった結果、味に対する評価と、ニオイの少なさの評価が高かったとのこと。林氏は「何年、何十年に1度、大きな技術革新があります。今までとは違うgloが、新しいスタンダードになってほしいと思っています」と述べた。
オフィスにあっても違和感のないデザイン
発表会では、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン 次世代製品部門 アクティベーショングループマネージャーの高木 義長氏、ゲストとしてアーティストでgloのスワロフスキーを使用した特別仕様のglo用スリーブをデザインした木村 浩一郎氏と、三井デザインテック デザインマネージメント室長/デザインラボラトリー所長の見月 伸一氏が登壇し、トークセッションを実施した。
見月氏は「私は空間デザインを手掛けているのですが、最近のオフィスは個人の作業場ではなく、コミュニケーションをとるスペースという認識に変わってきています。gloのデザインはオフィスにあっても違和感がないですし、ニオイも少ないので、タバコというモノに対する見方が変わってくるかもしれません。これによって、空間デザイン自体も変わってくる可能性があります」とコメント。
木村氏は「gloはタバコを楽しみたいという人のストレスとなる副流煙がほとんど発生せずニオイも少ないので、愛煙家と嫌煙家の距離を縮めることができるかもしれない製品だと思います」と述べた。
高木氏は「オフィス空間など様々な空間で、ニオイや副流煙などによる迷惑をあまりかけずに楽しめます。gloは愛煙家の行動をポジティブに変える力を持っていると思いますし、より多くの人に理解してもらいたいと思っています」とコメントした。
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