米マイクロソフトは11月2日(現地時間)、ニューヨークで開催されたイベントにおいて、Office 365のチャットサービス「Microsoft Teams」を発表した。
Microsoft Teamsは、チーム単位で簡単に共同作業ができ、ほかのユーザーとのコミュニケーション、コンテンツ、必要なツールにまとめてアクセスできる、生産性向上のためのデジタルワークスペースだという。
チームメンバー全員が常に会話に参加できるように、スレッド構造の常設チャットをサポート。またSkype for Businessとの統合により、チームは音声会議やビデオ会議に参加可能だという。
Office 365の機能をフル活用でき、Word、Excel、PowerPoint、SharePoint、OneNote、Planner、Power BI、Delveがすべて組み込まれている。また、Microsoft Graphを利用したサービスはワークスペースのあらゆる場所に表示され、関連性の高い情報の表示、発見、共有を支援するとしている。
さらに、高度なセキュリティーおよびコンプライアンス機能も提供。データは通信時や保存時に暗号化されるという。顧客データへの常時アクセスを禁止する、透明性の高い運用モデルが採用されているとのこと。
Office 365 EnterpriseまたはBusinessプランを利用している法人のユーザーを対象に、プレビュー版の提供が開始されている。製品版の一般提供開始は、2017年第1四半期を予定している。
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