週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

製品版の一般提供開始は、2017年第1四半期を予定

マイクロソフト、Office 365のチャットサービス「Microsoft Teams」発表

2016年11月09日 08時00分更新

 米マイクロソフトは11月2日(現地時間)、ニューヨークで開催されたイベントにおいて、Office 365のチャットサービス「Microsoft Teams」を発表した。

 Microsoft Teamsは、チーム単位で簡単に共同作業ができ、ほかのユーザーとのコミュニケーション、コンテンツ、必要なツールにまとめてアクセスできる、生産性向上のためのデジタルワークスペースだという。

 チームメンバー全員が常に会話に参加できるように、スレッド構造の常設チャットをサポート。またSkype for Businessとの統合により、チームは音声会議やビデオ会議に参加可能だという。

 Office 365の機能をフル活用でき、Word、Excel、PowerPoint、SharePoint、OneNote、Planner、Power BI、Delveがすべて組み込まれている。また、Microsoft Graphを利用したサービスはワークスペースのあらゆる場所に表示され、関連性の高い情報の表示、発見、共有を支援するとしている。

 さらに、高度なセキュリティーおよびコンプライアンス機能も提供。データは通信時や保存時に暗号化されるという。顧客データへの常時アクセスを禁止する、透明性の高い運用モデルが採用されているとのこと。

 Office 365 EnterpriseまたはBusinessプランを利用している法人のユーザーを対象に、プレビュー版の提供が開始されている。製品版の一般提供開始は、2017年第1四半期を予定している。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります