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地震の際に倒れて被害を拡大する机上の各種機器に

アキレス、デスクトップ機器に適した小型免震装置「グラレス ホールドタイプ」

2016年11月07日 17時38分更新

 アキレスは11月7日、地震の揺れによる被害を軽減する室内用小型免震装置「グラレス ホールドタイプ」を発表。11月上旬から発売する。

 オフィスなどにおいてプリンターなどデスクトップ機器が倒れたり机から落ちたりする被害を低減する製品。機材の下に敷くだけの装置なので、店舗ショーケースや水槽、小物などさまざまな用途に利用できる。

円盤状の中には3方向の支持バネが収められている

 上下の円盤は揺れを吸収するバネで支持されており、通常はベアリングと窪みがはまっていてぐらつかないが、地震の揺れでベアリングから窪みが外れるとバネによって揺れを吸収する。従来モデルから改良が施され、ホールド加工によってプリンターの紙補充動作では作動せず、地震などの大きな揺れのみ免震機能を発揮する。

通常はベアリングによって保持されており、多少の揺れで機器は動かないようになっている

 1個あたりのサイズは直径207×厚み23mm、耐荷重は約30kg/個。4個セットで販売される。価格はオープン。

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