週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

全Windows 10ユーザーが無料でアップデート可能

Windows 10、次の大型アップデートはクリエイター向け

 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

10月26日、ニューヨークでマイクロソフトのスペシャルイベントが開催された

監視報告
次の大型アップデートはクリエイター向け

 アメリカで開催された「Microsoft Windows 10 Event」にて、次の大型アップデートについて発表があった。リリースのタイミングは、2017年前半(early 2017)とのこと。ちょっと気になったのが、アップデート名。前回は「Windows 10 Anniversary Update」だったが、次回は「Windows 10 Creators Update」になるとのこと。名前の通り、クリエイター向けの機能が搭載される予定だ。

3Dのプレゼンでは実際にスマホで砂の山を撮影

取り込んだデータを簡単な操作で編集し、人物写真と合成したりしていた

 「3D for Everyone」として、3Dでキャプチャーしたり編集したり、3Dプリンターで作成したりできるようになる。イベントでは、砂の山をスマホで撮影し、その3Dデータにスナップ写真から切り出した人物写真を合成したりしていた。ペイントアプリも「Paint 3D」として強化され、3Dを扱えるようになっている。

「HoloLens」を装着し、ショッピングサイトから商品を取り出しているデモが行われた

「HoloLens」の技術を活用した新型VRヘッドセットは299ドルから発売される予定

 マイクロソフトが開発している拡張現実ヘッドセット「HoloLens」では、現実と仮想空間を混在し、様々なことができるようになっている。作成した3Dオブジェクトを目の前にあるように楽しんだり、Edgeブラウザで表示しているショッピングサイトから、商品の3Dモデルを取り出したりしていた。また、「HoloLens」の技術を活用した新型VRヘッドセットが、HPやDELL、ASUSなどから、299ドルより発売されることも発表された。

よくやりとりする人をタスクバーにピン留めしてアクセスできる「Windows MyPeople」が搭載される

 その他、「Windows MyPeople」というコミュニケーション機能も追加される。同僚や友人、家族などよく連絡を取り合う人をタスクバーにピン留めして、メッセージだけでなく写真や動画を簡単に共有できるようになる。今後はユニバーサルアプリにも統合される予定で、様々なコンテンツの共有が簡単になりそうだ。

 ちなみに、マイクロソフトは全ユーザーがクリエイターと謳っているので、もちろん全Windows 10ユーザーが無料でアップデート可能だ。


これでズバッと解決!

 次期大型アップデートは2017年初頭。名前は「Windows 10 Creators Update」で、クリエイター向けの3Dペイントアプリなどを搭載する予定


 Windows 10探偵団は毎週、月・水の午前9:00、日曜日の12:00に更新します。お楽しみに!


変更:初出時、一部わかりにくい表記がございましたので、より正しい情報に修正しました。(2016年11月7日)


この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事